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■ 夢の中の自分
夢の中の自分が、たまに理解できない。
もっと言うと、夢の中の自分の感情表出が、理解できない。
夢の中で、患児がなくなって、お見送りまでした。
私はずっと、泣いていた。点滴作りながらすら、泣いていた。
同じスタッフやほかの患者さんもいる職場でこんなに泣くなんてだめだ、って思いながらも、涙が止まらなかった。
本当に心のそこから悲しくて辛くて苦しくて、涙がとまらなくて、目をあけた瞬間も泣いていた。
実際に起きて、冷静になってみると、たぶんあの場で私は泣かないと思う。
そんなに、泣けないと思う。私そんな、よいひとじゃない。
ほかにもある。
もう何だったか忘れたけど、おきたあと冷静になって考えてみると「どうしてそれでそんなに悲しくなるのか理解できない」ってくらい結構どうでもいい出来事なのに、なぜか夢の中だとものすごく悲しくて辛くて、涙が止まらなかったことがあった。
あれが自分の真実の心の動きのひとつだとでも言うのだろうか?
くだらないとさえ思いそうになる。
本当は、泣くネタなんてどうでもよくて、 私は泣きたかっただけなのだろうか?
なんで? 涙はストレス物質を外に出してくれるっていうし、疲れてたのかな?
夢の中の自分の気持ちの動きが、冷静になって考えてみると自分のものと違うように思える感覚を、よく味わう。
2011年01月10日(月)
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