寺本写真館職員日報
寺本写真館



 すごい仕事。

今立命館大学で写真研究会の写真展をしています。
もちろん僕もそこに作品を出展してるんやけど、今日その展覧会の受け付けの時間があって、席に座って、お客さんが自分の作品見てるかな〜とかちょっと気になりつつ、Q太郎の絵を書いてたりしてたら、先輩がやってきて
「明日から1泊2日空いてない?」って聞いてきた。
「明日あさっては1限から語学やし、ちょっと空いてないですね」とか普通に答えたら
「いやね、小学校の林間学校の写真を撮りに行ってもらいたかってんけどな。忙しいか。」って。
いや、びびるって。突然聞かれた返答が林間学校の写真を撮りに行く!?それってプロがやることじゃないの?バイトがやるんや!?
「もちろん学校から呼ばれた写真屋さんが撮ることもあるんやけど、学校によっては、こうやってバイトに頼んでる所もあるんやで」
めっちゃ行きたい。すっごい行きたい。
あれは小学校5年生の頃、林間学校で奈良県天川村に行った記憶はまだ鮮明に残ってる。味噌鍋がうまかったとか、川遊びが楽しすぎてダイブしようとしたら注意されたとか。
そして、いっぱい写真を撮ってる人がいたとか。
その役をできる!あ〜そんなん行きたいに決まってるやん。
ちなみに日給で7千円くらいらしい。値段とか関係無いって。
写真撮って金もらえるなんてまるで夢、理想。
さすがに前期はすでに語学をもう休んだら黄色信号が点滅する所まできてるから(!)非常に丁重にお断りしたけど、未だにこの胸の中には、こうもやもやしたもんがあって、「来年は行きます!!絶対!」と最後に言った言葉を最低1年は忘れんとこうと誓うのである。
生徒が歩いてたり、遊んでたり、ご飯食べてる所ばっかりを撮るんじゃない。集合写真やって撮れるらしい。
もちろんああいう写真は、もっとでかい、高い、すごいカメラ(6:9と呼ばれるもの)を借りれるみたい。もぅ、考えるだけで悔しい。
一応写研内でも写真を知ってる人に話をしてたらしくて(素人もマジで多いから)、その中でも聞いてくれたみたい。
申し訳ない。来年こそは、来年こそは…。てらだです。

2003年05月27日(火)
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