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2006年08月05日(土)
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誤報 |
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汗をかいたのでTシャツを着替えた。 頭をまとめて団子にしてたので、そっと気をつけて脱いでみた。 新しいTシャツを着る時には、すっかり忘れて団子が崩れた。
さて。 昨日の日記の通りの事情により、とにかく今は身体を休めようと土日はゆっくり計画を立てていたのだけど。 見事に阻まれ、昨夜は深夜までネット検索に勤しみ、今朝も10時前から起きだして駅前まで出かけてた。
ってのは、急遽明日、親戚の葬儀に行くことになったからさ。 急遽っていうのは変ね。 前もって葬儀が分かる訳ないだ。不幸というのは突然が当然なのだ。
昨夜、店について間もなく母上の携帯に叔母から電話が入った。 栃木の親戚が亡くなったという知らせだった。 亡くなったのはKさんという父上の従兄弟。 系統的には祖母方(祖母の兄弟の息子ってことかな)らしい。 お通夜は5日(土)で6日(日)が葬儀。 父上の葬儀にも来てもらってるし。母上は行かなきゃなんねーべ。ってなことで、バタバタ開始。 父上がいない事もあって近況を知る状況にない関係だったけど、突然どうして亡くなったのかって感じだった。
っていうか。 電話が要領を得ない。 斎場の名称のみで、場所も電話番号も分からないと言われ。 電車が一時間に一本しかない最寄の駅からも、更にどんだけ遠いか検討付かない状態。 しかも、斎場の名称もネットで検索して出て来ない。 そんな状況で他の親戚は辿り付けるのん?って感じ。
叔母からの電話の少し後に、今度は父上の長兄である叔父から電話。 母上が車で行く事を期待してたっぽいけど、生憎母上の車は当て逃げ修理の為に今は代車状態。 不慣れな車での長距離運転は危ないし。 ってか、夏休みなんぞに時間が決まってる場所に車移動は危険すぎるべ。 なので、みんな最寄駅が違うから、電車でそれぞれ行くということになった。 電車でそれぞれは良いけれど、母上は電車に殆ど乗った事が無い人だ。 なので、仕方ないので私がついていく事に。 例え叔父と一緒に行く事になったとしても、叔父と2人で母上が行くのを嫌がるので私が行くのは変わり無いだろうけどさ。
そうやって私が何かとやる事については、母上を甘やかし過ぎるという意見もチラホラだけど。 私自身が初めての事や、自信が無い事をするのを極端に不安がる人間なので、同じような人間は放置できない習性だし。 栃木には行ったのは物凄く小さい時で、殆ど記憶がなく。 だから、父上が子供の頃に育った土地を見るのも悪くないかなって。
まぁ、ともかく。 そんなんで通夜に行く場合は昼ぐらいに出て一泊。 一泊するにしても、どっかホテルをとらねばだよね。 葬儀だけなら朝一で出て日帰り出来るよね。 葬儀だけでも良いかね?どうしよう? 電車の都合とかで決めるか?みたいな雰囲気になってった。
そこへ、再び叔母から電話。 母上がトイレに行ってたので代わりに私が出てみると。
叔母:「誤報だったのよ!亡くなったのKさんじゃなくて奥さんだったの!」
・・・・・・。 どういう誤報よ。縁起でも無いっつーか・・・ええええええ? 伝言ゲームした訳じゃあるまいし、普通、間違えるか? しかも、続いて叔母は言った。
叔母:「奥さんならね、私行かないの。」 私: 「え?行かないんですか?」 叔母:「あの人はね、凄い意地悪で嫌な人だったのよ。だから行かない。」
・・・・・・。 すげーな。 Kさんなら行くけど、奥さんは嫌いだから行かないんだって。 凄い理由だね。 ってか、それ何十年も前の話じゃない? とにかく、色んな意味を込めて凄いすわ。
まぁ、いいや。 で、誤報の発端は長兄である叔父だったらしい。 耳が遠いからね。そういう事もあるのかもね。
って、納得できないけど。
叔母が理由はともかく、行かないで通用するのならばだ。 母上も行かなくて良いんじゃ? だって、それこそ叔母より遠い間柄になる訳で。 父上の葬儀に、その奥さんはいらしてないし。 母上自身、会ったのが1回だっていう関係だし。 お香典だけじゃダメ?
ダメみたい。 長兄と父上の弟である叔父2人に「○○さん(母上の名前)は行かないとダメだよ」と言われ。 2人共葬儀にだけ行くらしい。 そこで、叔父達から正確な情報が何も得られないので、斎場の場所を正確に知らねばならぬってことで栃木の祖父方系統の親戚に電話。 すぐに正しい名称と場所が分かった。 最初からそうすりゃ良かったよね。 って、事で。明日、私も母上のお供をするに至った訳だ。
実は数日前。本当に3-4日前だ。 母上にお婆ちゃんの新盆はどうするんだろ?って聞いていて。 新盆は特に呼ばれてないし、お墓参りで良いんじゃない?って話になってた。 その時に、「今まで葬儀は全部冬だったから、夏用の喪服になるもん持ってないんだよね。お寺さん行くなら夏用の何か買わないとって思ってたんだけど。」って言ってたのさ。 しかも、先週の木曜日に昔の会社の部長さんの奥様が亡くなられたとメールが来た。 もう、8年ぐらいはお会いしてない。 元々、直属の上司っていうんじゃなくて、飲み仲間だったという間柄。 なので、喪服も無いことだし。社長が気を利かして自分に来たメールを転送してきただけらしいので失礼させていただいてた。
なんだかねぇ。 結局、必要になったわさ。 って事で、一応昨夜は店の帰りに実家で色々喪服を試着してみたんだけど。 案の定、どれもブカブカで。 なので今日、新幹線の切符買いがてら喪服もどきを買いに出かけたのだな。
夏休みだね。みどりの窓口は長蛇の列だったわ。 係りのお姉さんが途中で声をかけてくれて、自動券売機で購入出来たので15分程度で出てこれたけど。 その後、喪服もどきを探している時に母上から電話が入ったさ。
母上:「もう、服買っちゃった?」 私: 「いや、これから」 母上:「やっぱさぁ、顔出す程度なら行かなくても良いんじゃない?」 私: 「もう、切符買っちゃったよ。」 母上:「あら」
あら。じゃないっつーの。 買物に出る前に電話で話したじゃんか。 その後に誰と話して考え変わったのさ? 親戚が行きなさいっていうんだから、赤の他人が行かなくて良いって言っても行かないとダメでべ。 切符のキャンセルは出来るかもしんないけど、義理は果たそうよ。 ということで、切符と喪服もどきを購入して帰宅。
明日は7時10分の電車に乗るのね。だから家を出るのは6時半過ぎなのね。 それは新幹線だからであって。叔父達は鈍行で行くから朝一らしいわ。 とにかく一時間に一本しか電車が無い場所だからさ。 長兄の叔父が電車の時間を調べられるとは思えないんだけど・・・ まぁ、無事にみんな着けると良いね。
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