楽天的日常物語
Written by ユオ
Material by Amane(RainRain)
Skin by caprice*


■ さて、問題です。 2002年07月21日(日)
何日か前の出来事なんだけれど、
母が病院(通院)に行く途中で通るからと
会社まで車で乗っけてくれると言うので
お言葉に甘えて乗っけてもらうことにした。

この時間に家を出て車で行くとギリギリだね、
という時間に家を出て車に乗り込んだ。
すると、母は……

「財布忘れた!!」

「えーっ!?」

「取って来て!テーブルの上にあるから!」

「もぉう!!」

私は渋々財布を取りに車から下りた。
玄関のカギをあけて、
テーブルの上を見回したけれど何も無い。
ならば、キャビネットの上?
と思ったが、ない。
他のテーブルの上も見たが、ない。
ソファーの上も。

くっそー、時間がねぇよ!!

と思って車に戻ることにした。
私がお金を貸せば済む話じゃないか。
会社に遅刻したら今月の皆勤賞がパーになってしまう。

「財布あった!?」

「ないよ、私が貸すからいいでしょ!? 早く行かないと間に合わないよ!」

「テーブルの下、見た!?」

「はぁ!? 見て無いよ」

「なんでテーブルの下を見ないの!! テーブルの上になかったら、下に置いて無いかな、って気が回らないの!? お前は、ほんっとにバカなんだよ。なんで、そうやって他の事に気づかないのかね!!」




















( ̄□ ̄!!
だったら
自分で取りに行けばいいじゃん!




















……ねえ、これって私が悪いわけ?
しかも、人に頼んでおいて、そりゃねぇだろ。
この時、心底頭に来ました。
なんで私が怒られるわけ?
怒られる立場なの?
そもそも財布忘れたのは誰だよ!?
しかも取りに行かせておいて
「ごめんね」とか「悪かったね、手間取らせて」とか
なんかあってもいいんでないかい?
………ったくー!!
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