楽天的日常物語
Written by ユオ
Material by Amane(RainRain)
Skin by caprice*


■ 教習日記15 2002年10月10日(木)

きょうは、午前中学科で、午後2時からシュミレータの予約をいれてありました。学科授業で、1時間目が終わってトイレから戻ると、2時間目から私の席の真後ろに人が座っていた。
……いや、別にいいけどさ、なんで席がガラガラなのに私の真後ろに座ってんの?もしかして、「ここは私の席なのに、誰かが座ってるわ!仕方ないわねー、真後ろで我慢しましょ」とかっていう感じだったのかね?おばさんだったしね。
ところが、私が甘かったよ。
さっさと席を移動したら良かった。
私の席から後ろは、ちょうど段差が一段上がっている場所なのね。
そのおばさん、講義中に……持っているボールペンをずーっと



カチカチカチカチ



カチカチカチカチ




カチカチカチカチ



カチカチカチカチ


カチカチカチカチ

カチカチカチカチ
カチカチカチカチ……







































やかましい!!


























しまいには、足を揺らして私のイスの下にドン、ドンって当たるの。


























気が散るんだよ!


コルァ!!

























次の時間は、容赦なく席を移動しました。
でも、そのおばさん、なかなかのつわものだね。
教官が「最初の2段階の路上の時に、車両の積載量とか定員人数とか書いていある物を見せてもらったと思いますが……」
おばさんは、首を横に振って主張。
「見せてもらって無いです」
「見せてもらってないですか?(怪訝な顔の教官)まあ、他のみなさんは見せてもらっているようですが……そういうモノがあります」
……私にも記憶があります。

























アンタが忘れてるだけじゃないの!?






















まあ、そんなこんなで、今回は2時からなので、昼はゆっくりできました。今度はモスの新しいメニューを頼んだ。そしたら、なんか5分ぐらいで出て来たんだけど……前回、なんでチーズバーガーに15分もかかったの?って聞きたいぐらいに早かった。

んで、シュミレータの授業。
シュミレータは、危険予測の学科の前の準備段階だそうで、教習所によってはシュミレータが無いそうです。
教官曰く、シュミレータでは事故を起こさないと授業にならないので、事故を起こしてくれて結構です。

あ、そう。

まあ、物体としては、いわゆるゲーセンにあるような感じの物なんだけど、これがまた運転しづらいったらありゃしない!!
ちょっとハンドルきっただけで、反対車線に飛び出しちゃうのさ。
なんか、やりづれぇー……

つか、これ意味あんの?

危険要素を10コほどあって、内5コほど事故を起こしました。
あちゃー……

まず、子供の飛び出しね。
リプレイで説明する教官は、
「でもね、ちょっと運転しづらかったから、まあー仕方ないかもしれないけど、ちなみに子供が飛び出したとき、時速は40km/h出ていました。ボールが飛び出した時に気づいてブレーキを踏んでいれば、助かったのね。ほら、この子供、ブロック塀の方まで飛んじゃってるよね。もうこれは

























完全に死亡事故です」



























次、右折自動二輪をはねとばしました。
リプレイで説明する教官は、
「これね、非常に腑に落ちないんだけど、右折の自動二輪も悪いからね。だって直進が優先でしょ?だけど、自動二輪の死角に車が入ってしまっていたから、自動二輪は行けると思ってしまったんだね。この自動二輪、通過して来た横断歩道まで飛ばされちゃってますね。もうこれは






























即死ですね」
























本当は、ほかにもあったんだど…まあ、日記ではこれぐらいにしておきましょうか。
とにかく、事故というのは、こんな感じに起きるんだよーっていうのを頭に入れておいてほしいそうです。

次はいよいよ、学科と危険予測の実践です。
それは次の教習日記で!
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