2003年05月31日(土) |
ちんどん屋から、過去を思い出す。 |
昨日、仕事のヘルプで実家(職場的には本店)へ行っていた。
そこは、ちょっと(いや、かなり。だな)寂れてしまった商店街 なのですが、実家では、ちょっとしたイベントをやっていて多少 の賑わいがあった。
「いやー、この店がこんだけ人が入ってるのはいつ以来だろう」 なんて社長(親父)が言うほどだった。 ま、半日ほどでしたが。
そのさなか、店頭で急ににぎやかなメロディが。 そう、例のちんどん屋の音が。
まさか、メーカーさんが用意した音楽か!?
などと思っていたら、本物がいた!実物見るのはいつ以来だろう。 配っていたチラシをみると、ずいぶん離れた健康ランドのような サウナ風呂のイベントで、クラウンレコードの歌手が来るとかで した。いろんなことを考えるもんだ。徒歩もしくは、自転車の人 は、大抵停まって見ていて、配られるチラシを受け取っていた。 下手な新聞折込より効果あるだろうと思った。
そういえば、小さい頃は、よく後を付いていて、迷子になってみ たりしたものだった。ちんどん屋のおばちゃんが、その辺の人に 「○△商店街の×◇屋さんの子供なんだけど、帰れないって言う のよ!電話番号分かる?」と聞いてくれて、電話してもらい、無 事おじさんに迎えに来てもらったのは、鮮明に覚えてる。
今思い出してみると、幼稚園児の頃に、三輪車で、およそ4キロ 離れた親類の家を目指し、迷子になって、知らないおばさんに、 保護されたり(上がりこんでジュースもらってたら、やはり叔父 が迎えに来てくれた)したもんだった。
今の世の中だと、三輪車に乗った幼稚園児が一人で陸橋を渡って る時点で、保護されるだろうな。 かれこれもう30年近く前の話なんが、そんなに前のような気が しない。
うちの子達は、いつごろの何を覚えているんだろう。
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