das Herz ...shottan

 

 

マスターS - 2005年03月28日(月)

消火栓に蹴りを入れるマスターSの姿を見て
あぁ この街に帰ってきたなぁって思いました


こないだの日記にも書いたけど
私を呼び出した マスターS

多分ね 呼び出されなかったら
私からまた会いに行くことはしなかったと思う


もちろん会いたくなかったんじゃないよ



誰かを想うことって
思いやりのなかに 遠慮っていうか

自分が必要とされてないんじゃないかな?
って思ったりね


そんな理由で人の繋がりが絶たれてしまうのは
すごく寂しくて 情けないことだと思うのね
私はね なんだけどね



マスターSはマスターなのに
あまりお店のカウンターで見かけない
レアな人です

早い時間にのみに行くと
ダンサーAが一人でお店をやっていて
お客さんも少ない時間なので
よく二人でじわじわ話し込んだりしていました


ほんとに小さな出来事で
私はそのお店から遠ざかっていました

そこでしか出来ない相談も 悩みも
私の中で消化するだけにしようって思って
正直避けてました


面倒な客になりたくないなっていう遠慮がありました



マスターSは 
私にお店の客と店員という関係じゃなくて
話をしてくれました


私が ある人と離れてしまったときに
落ち込んでる私に
「本当に縁があるなら、自然にまた会えるときがくるよ」
「会えなかったらそれまでの関係なんだよ」
「必要とされてるなら、向こうから連絡してくるよ」
そういって慰めてくれた人がいました


でもね お互いそう思ってたらどうなるんだろう
って思ったんです


私ね やっぱりね
嫌なとことか 駄目なとことか ひどい事とか
それがいくつあってもね
私の好きなとこが一個でもあったらそれでいいのよ



マスターSは 私にきっかけをくれました
ダンサーAは 今まであったラインを消してくれました




だからね 私も動いてみようと思ったんです
だからメールしました

迷惑なんだろうって思ってたから
私と友達になりたいって言ったのは
社交辞令みたいなものなんだって思って
二度と連絡しないって決めてたんだけど

短いメールを送りました
仕事忙しいんだろうねって
とりあえずレス頂戴ねって






伝わる人には伝わるけど
伝わらない人とか
必要としてない人には 
頑張っても伝わらないんだなって判りました

けど これでよかったんだなって思いました



私が言いたかったのは
友達になりたいでもなくて
飲みに行きたいでもなくて



お店の人間だからって 
一歩引いた感じで見られてるんじゃないかなって
そんなことを思ってる寂しがり屋のマスターSのお店に
また 顔を出してくれないかなってことでした


もし 私と会っても
私は知らない人のふりをするし
あなたもそうしていいからって言いたかったんです


せっかく出会ったのに
自分と関係ないところのトラブルで
人が離れていくことを 
人よりたくさん経験してしまう
そんなマスターSとダンサーAに
また会いたい 飲みに行きたいと思ってるなら

全部無かったことにして
会いに行ってほしいなって言いたかったんです


それも伝えることが出来なかったのは

そこまでの過程で
私がたくさんの失敗をしてしまったからだと思う



なんとなく 諦めとかじゃなくて
消化させてくれた二人に ありがとうです

ほんと感謝してます








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