伊坂幸太郎 著
「砂漠」
すっごく面白かった。
自分の大学生時代ともシンクロしたり。

伊坂幸太郎の
サスペンス、ミステリーを立て続けに読んでいたが
「砂漠」は全くその類ではなかった。
青春物語ではあったが
伊坂幸太郎ワールド全開の最後まで飽きないさすがだと思う構成で、
そして肝心な物語の内容がとても親近感がわく内容でもあった。
魅力的な個性的な登場人物5人が居る。
まさにWILD5な5人。
本を読み終わる時、それが5人との別れの時でもあった。
本を閉じた時、寂しくなった。
俺たちと同じ匂いを感じた。
(退屈ってやつにケリ入れてぇ。)
こんな学生時代に今聴いている音楽に出会っていたら
また違っていたかな。
いや今だから聴いている音楽が聴けている。
ゆっくり焦らずにその時を待てばいいのだ。
40過ぎの
WILD5にまた会いたい。