ヒビノコト
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2003年05月12日(月) 水の音

細かいことに繊細な目を向けて生きることだ。

季節の花、石に落ちる水の音、くれなずむころの気配などに。

そうすることで自分が大きくなれるからではない。

自分を超越する者と調和して生きるようになれるからだ。

---岡倉覚三「茶の本The Book of Tea」


この世界には、まだ見ぬ美しいものがたくさんある。

出来ることなら、その美しいものたちを

注意深く見つめていきたい。

鈍感にならないように。

見過ごさないように。

見てるけど、本当は見てないことがないように。

最後まで。



先日、友人が若くして空に逝ってしまいました。

これから、はにかんだような彼の笑顔、

何度も何度も思い出すだろうなぁと思います。


彼から、たくさんの先人から、美しい自然から、

送られてくるメーッセージを

感じとって生きていきたいと思うのです。

ほんとうに、そんなふうに生きられたらと思うのです。

自分を超越する者と調和して。












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