ヒビノコト
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靴を脱いで電車の窓の風景をじぃ---っと見ている子供のように。
ただじぃ-っとず--っと見てたら、イタリアのおじいちゃんに
君はほんと好奇心旺盛だねぇって声かけられてん。
今宵は、ほんとひさびさ外食。
年末年始イタリアのど田舎を旅していたYと。
Yは毎年のように一人イタリアに旅行していて、
イタリア語も勉強している友人です。
今度は、イタリアのガイドブックにものっていないような田舎
(もちろん日本人はみかけない、
君はイラン人?アフリカ人?とわけのわからない事聞かれるくらい
日本人を知らない地元の人ばかりの田舎)をぐるぐる。
フロンティア精神?
何故そのようなところを?と聞いたら、
どうやらギリシャ文明に興味があるみたいで、
ギリシャの植民地となっていた南イタリアを廻ってみたかったそうです。
同じように百年前にギリシャ色強い南イタリアに
興味を持った人がいて,その人が旅したル−トでまわってみようと。
君は前から思っていたけど、異様なほど知的欲求があるねぇ。
とYに話したら、あ〜そういえば。。と窓の風景眺めてたらという
話しになったわけです。
そうか知的欲求というより純粋な好奇心。
大人になると少なくなってしまうなぁ〜
好奇心旺盛で一人でなんでも動ける人、夢中になれる人。
イタリア語、勉強してどうする?と思う私を超えて、
Yは楽しそう。
君はアフリカ人?とばかり聞かれるのでイラン人?と聞かれた時は、
あ-----ちょっと近いっ!と嬉しくなったと言ってました。
おちょくられている訳でなく真面目に普通に質問されたんだそう。
世界はまだまだ広い。
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