ヒビノコト
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最近ネットで本を買う事が多くなりました。
で、買って正解!だった本。
「よあけ」ユリ−・シュルヴィッツ作・画という絵本。
有名かも?
物語は湖畔でのよあけを描いていて、
ほんとなにもないシンプルなお話。
時間が止まっているかのようにゆっくりで、
無彩色からゆっくりと光あふれる朝までの流れ、
ただそれだけなのに感動してしまいました。
作者は東洋の文芸・美術にも造詣が深いらしく、
この絵本も唐の詩人柳宗元の詩「漁翁」によるもの。
自然・時間の流れが東洋的思想みたいで、
少し厳粛な気持ちになりました。
絵本でここまで表すとは!すごいと思った一冊。

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