なつかしのあの頃(続) |
昨日はオチがなかったですね。 いや・・こんな日記見てる人がいるかすらやっぱり不安なのでした(カウンタは回ってるんですけどね) そうそう・・昨日の続きです。 音楽の知識は無くても音が聞こえれば人間の感性に響くモンはあるらしく・・。 音楽知識ありません族代表張れるくらい音楽の知識がない俺。 でもゲーム音楽が好きだ!(モー娘。より!)いや・・モー娘。全然知らないんですけどね。 音楽だけを常に聴いていたい・・と思うのにはやっぱそんなに時間はかからなかったわけで・・。
音楽を録音しよう!!
ごくごく自然の成り行きだと思います・・ただ・・・。 俺がすごくメカ音痴だと言う事が災いしなければ日記のネタになるほどおおごとになるはずもないんですが・・。
そう!俺メカ音痴なんです(ヲイ!) 電気科の情報コースな割には激しいメカ音痴! ケータイ使えません。ビデオの予約録画できません。目覚ましのタイマー設定できません。 ・・・そこらのおっちゃんやおばちゃんより重症かもしれません。 まあ・・中学でやっとプレステに出会ってビックリしてるくらいですから。 家にあるメカ(大げさ)にすらほとんど触れておらず・・。 録音するにはそれなりの機械が必要だとノミより小さな脳みそで考え抜いた俺の結論・・。
家にあったカセットテープレコーダー(モノラル/20年モノ)を持ち出したのでした。
・・・ノミの脳みそですから(涙) しかしこのカセットレコーダー今考えると恐ろしく性能が悪い。 でかいし、再生ボタンと録音ボタンしか無事に稼動せず、音質もものすごく悪くオマケにモノラル(俺は当時モノラルの世界しか知りませんでした) これが俺にとっての初めてメカだったのでこれが標準なんだと思い・・・。 早送りと巻き戻しが出来ないポンコツだと言う事すら分からなかったのでした(そらタダのバカだ) 故に早送りと巻き戻しが出来ないわけですから当然それに変わるものは全て人力で! 鉛筆でコロコロ地道にテープを手動で回すわけです。(鉛筆巻きですね) 何一つ疑問を感じなかった俺はやっぱりノミの脳みそですね。 再生しか出来ないテープレコーダーなんてあるわけないじゃんかよ! しかもゲーム音楽を録音する関係上長いテープが必要だったので120分テープ・・・。 頭だしがすごく大変だったのしか覚えてません。
とりあえずそれを持ってノイクの家へ。
録音の知識なんて全くありませんでしたが「なんとかなるだろう」精神で録音開始。 1.テレビの電源を入れる(そこからかよ!) 2.ゲーム機の電源を入れディスクを入れる。 3.カセットレコーダーをテレビの前に置く。 4.ボタンを押し、俺らは息を殺す。
・・・もうすでにかなり間違いがあると気が付きますね。 息殺してる時点でかなり・・・(トホホ)
空気録音ですよ。(今どきかい!)
雑音が入ったらやり直し。 風来のシレンのように録音のやり直しをしまくりながら録音をしたものです。 しかもゲームの曲ですからその局面に行かなければ曲が聴けないのです。 最初にチャレンジしたのがFFTの曲。 しかもエンディングという難易度の高さ!
チャレンジ一回目 外の犬が一声〜で没。 チャレンジ二回目〜 救急車が通る〜で没。 チャレンジ三回目〜。 5時の鐘が鳴り没〜。
ここらまで来るとさすがに息を止めてるのもツライしわざわざエンディングまでやらされる俺の身もだんだん辛くなってきます。 FFTのラスボスだからアルテマ×2戦しなければならずエライ時間がかかる。 でもここで諦めたら今まで苦労がただでさえアホなのに出来なかったなんてことになったら収穫ゼロ。 これではいかんと戦意喪失状態から復活。
チャレンジ四回目〜。 息が入り没〜。 チャレンジ○回目〜 やっとOK!
もう何回やったか分かりませんがとりあえず二桁は超えてました。 それでも空気録音なのでものすごく音質が悪く雑音もひどいものでした。 それはもう戦争終了の玉音放送とあんまりかわらないクォリティでした。 (ってことは犬の声が入っても大したことないんじゃ・・とはつっこまんでください・・。) でも楽しかったんです。ステレオじゃなくても手巻きでテープを巻いてても。 空気録音でも。 自分にとってはとても思い出深いできごとでした。 後にCD買えばいいという事に気づくが・・・お金が無かったのは言うまでもありません。 金あったらこんなことしてませんよ(笑) ひょっとするとこれ続くかも? まとまりがなくて申し訳ない。イマイチ記憶が鮮明でないんでね。 とりあえずこれに懲りずたくさん空気録音したのは覚えてます。 (FFTのスタッフロールは10分くらいあったので息止めるの死ぬほど大変でした)
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2003年02月12日(水)
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