ヴァルキリープロファイル |
やっぱりよろずとは言え、ゲームサイトの名を語っている以上ゲームについて語ろうかと思いまして・・。 (え、お前のサイトってゲームサイトだったん?と言われると痛い)
今度はヴァルキリープロファイルについて語ってみますか。 斬新なゲームだと思いますよ・・色々な面で。 悪いところから言うと・・アイテムのソート(整理)が出来ないのと全体的にバグが多いのが泣かせられます。
キャラがやられて死んだ〜と言えないゲームってそんなに多くないと思いますよ。 このゲームに出てくる人間の登場人物は全員死亡してますから(笑) 死んでから先の話なんですね〜このゲーム。 そう!実は生きてる人間がほとんど出てこないんです。 人間死んだらどうなるって・・こうなるのかよ!と思わせられます。
主人公が女性でしかも美人で女神で戦乙女ってったらもう萌え(馬鹿だ) 神話が好きな方なら知ってるかもしれませんが「ワルキューレ」とか「ヴァルキリー」とか言われてる方です。 魂を選定するものとしてこのゲームでは登場します。 全体的に北欧神話をベースにしてるので神様と死人が無駄なくらいに出てきます。 豊穣神フレイが女性なのはやっぱりサービスですかね。 (原作では男性なんですよ。妹フレイアはやっぱり女性でしたが) 大まかなストーリーを話すと・・。 神様の世界で戦争が起きました。 勇者が必要です。人間界から勇気のある者の魂を持ってって戦争で戦わせようという事らしいです。 人間がかなり神のつごうで使われてるっぽいですが・・ま、いいのか。 当然死なないと魂にならないので死にそう&もうすぐ逝くって時に登場するのが・・・。 戦乙女ヴァルキリーなのです。 俺ならこんな美人に連れてってもらえるなら本望ですが死ぬのはイヤなんで微妙。 関係ないのに神々の戦争に使われるのはご免こうむりたいですからね。
しかし勇者って言うからには死んだら誰でもヴァルキリーに神界に連れてってもらえるわけではありません。 それなりに勇者適性値が高くないとダメなのです。 要するにチキンお断りな訳ですよ。俺は連れてってもらえますかね。 でも、何故か勇者適性値低いだろって奴までヴァルキリー様連れてったりしてるんで結構女神様のご機嫌によりなんですかね。 コレも一応マルチエンディング採用なんで結構色んなエンディングが楽しめます。 フレイに渡さなければいけない宝物(アーティファクト)や人材(勇者)を送らないと・・。 粛清されてヴァルキリーボコボコリストラ〜死亡〜エンディングになります。 これは狙わないと出来ないエンディングなんですけどね。 次に〜普通に宝物や人材をきちんと送っていて本格的に戦争になりヨツンヘイム宮殿に乗り込む。 これは普通にやってりゃ・・というかほとんどの人が最初にこのエンディングを見るでしょう。 次に・・これが本来のエンディングなんでしょう。 女神ヴァルキリーの正体・・・これが明かされて・・グッドエンディング〜。 ラスボス強くて泣けてきます。エンディングの前に泣かされましたよ・・強い。 条件が厳しくて・・見るのは偶然とかでは絶対に無理です。
そうそう、魂を神様の世界(神界)に送るといいましたが。 いくら勇者適性値が高いからってすぐに神界に送れる訳ではないのです。 人間界で鍛えてから神界に送らないと戦力になりません。 人間の時にいくら強くても死んでるし魂なので鍛えなおしです。 生きてる時の才能や能力はそのままなんで結構強いですけどね。
しかしそんなホイホイ死人が出るかっていうと・・・。 人間界も戦争してました(やっぱりか) 死にまくりですよ。悲しいですね。 人が死ぬってからにはそれなりに理由があります。 クロスじゃないけどそこにドラマがあります。 じじいでは使い物にならない以上若い人が死んでるのをヴァルキリーは選び取るわけですから。 誰かの変わりに死んだり。 恋人に帰ってくるよと約束しながら悲劇の戦死とか。 敵の策略にはめられ処刑とか。 誰かを庇って死亡とか。(これ一番多かったケース) 悪人だけども死ぬ間際良心の呵責に気づいて改心するとか(生きてる間にすりゃええに) あまり覚えてなくてすんません。 泣けるものがほとんどですね。 ほとんどの人が悲劇の死ばかりです。 中にはアホで実験のため自分の体を氷付けにしたらそのまま戻れなくなったなんてのもありますが。 ほとんど若い人ばかりなんで悲しいですね。 湿っぽいゲームが好きじゃない方はお勧めできませんね。 とにかくストーリーはかなり良質です。 シナリオ大賞も受賞しました。 あと・・・アクションゲームが苦手な人も・・(マリオとか出来る人なら・・) これはRPGじゃないのかと言われそうですが・・・。 RPGなんですが横スクロールで全部マップが作られているんです。 つまり奥行きが無い。その分飛んだりはねたりと言ったアクションが要求されるんですね。 マリオすらいっぱいいっぱいな俺はジャンプアクションでヒィヒィでした。 グラフィックはすばらしいです。 ドットなんですがPSの性能をかなり引き出してると言っていいでしょう。 最初プロモーションを見た時はPS2で出るのかと思ったくらいですからね。 っとココまで書きましたが実はこのソフトもう三年前に発売されたソフトなんですよ。 最近やったとは言いましたが最初からプレイしてないんでかなりうろおぼえです。 隠しダンジョンのセラフィックゲートを夢のパーティで戦ってただけなんで・・。 そうそう、セラフィックゲートの曲はスターオーシャン2でも聴いた事がある「あの」曲なんですよ。 隠しってあたりが共通してるからですかね。
テーマは重いゲームですが。 人の「死」も無駄にならないんだなぁと感じさせられるものがあります。 なによりフィールドを歩かず空を飛べるってのがさすが女神様の偉大な所と言うか・・。 ここで全て語ると原稿用紙何枚分になるか分からないのでこの辺にしておきましょう。 自分に文才が無いのでどうもまとめるのが苦手で・・。 「愛」の一番最後の刹那的な愛について書かれているゲームです。 友人への愛。恋人への愛。親への愛。師弟の愛。 形はさまざまですがそれは生死をも越えるのだということを実感させられますね。 書ききれないのでひょっとしたら続きを書くかもしれません。
神話の世界が好きで。女神様と勇者(エインフェリア)と旅をしたい方。 深いシナリオを制覇してグッドエンドを迎えたい方。 神を裏切って愛に生きる女神を演じたい方。
戦乙女と一緒にミッドガルドで勇者を探すたびに出てみませんか? 人が死ぬ時・・何を思い・・女神の手を取るか。 歴史を目撃し、それを刻む事が出来るゲームです。 そこには刹那的な愛が描かれているはずですから。
って愛なんてあまり使わない言葉を発したら背中がかゆくなっちゃいましたよ。 とにかくこれもいいゲームです。 安くはなってないかもしれませんが中古屋なら安いかもしれませんね。 プレイしなおしてまた書かせてもらいます。記憶が薄れすぎで忘れちゃってます。
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2003年02月19日(水)
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