麻綴り
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娘を前橋においてきました。 今週いっぱい、母親業は休業……ということで、夏休みをエンジョイさせていただく予定です(仕事は休みじゃないけど)。
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昨日は、娘と一緒に、午後2時過ぎに出かけて、電車で高崎まで行きました。 電車はさほど混んでいなくて、大宮の先ですぐに座れました。 娘は、「いつ着くの〜?」「まだ〜?」と、そわそわ。 私は半徹夜状態で、眠くてたまらなかったのですが、娘は興奮して、いっこうに眠くなる気配なし。 手元にあったハンカチや小物で「ごっこ遊び」をしているうちに、ようやく高崎に到着。
迎えに来ていた私の両親とおちあい、車で実家へ。 その段階ではまだ、私は泊まるかどうか決めていなかったのですが、結局泊まることにしました。
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娘は大はしゃぎ。昨日も今日も、おばあちゃんやおじいちゃんにプレゼントを作る、といってあれこれ工作らしきものを始めたり、幼稚園の宿題をしたり、やすみなく動き回っていました。 夜も、寝付きはよかったし、ひとりでお泊まりもへっちゃらなようです。
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私は娘をおいて、今日の昼頃、こっちに戻ってきました。 駅までおばあちゃんの車で送ってもらいましたが、同乗して行った娘は、途中で眠くなり、別れるときも寝ぼけまなこで「ばいば〜い」と手を振っていました。
その後、娘はおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に、温泉&プールのある施設に遊びに行ったようです。 さっき電話してみたら、疲れて寝ているとのことでした。 楽しそうで何より。
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私は、こっちに戻ってきて、ハープを練習して、昼寝をして、義母と鉢植えを買いに行って、夕食を食べたところです。 娘がいないと静かですね。
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今回、実家に持っていって読んでいた本のことをちょっと書きます。 実家で読み終えて、今日、帰りの電車の中でも読み返していたのですが、とても面白かった……。
ローズマリー・サトクリフ作『ケルトの白馬』(ほるぷ出版)
私は、ケルトの渦巻きや、流れるような不思議な文様に、とても惹かれます。そこには、確かに魔術的なものが宿っていると思うし……。 この本の主人公が、竪琴弾きの音楽を聴きながら、それを絵(というか文様?)に描いていく、というシーンがありました。音楽と美術が絡み合い、溶けあう瞬間……。なんだか、それがとても胸に響いてきて……。 読んでいて、無性にハープが弾きたくなりました。 私も、ハープの響きで魔法が紡げたら、と切に願ってしまいます。 ケルト特有の旋律や装飾音を弾きこなせば、いつか私にも、魔術的な空間が作り出せるのでしょうか?
大好きなR.A.マカヴォイの“The Book of Kells”にも、主人公がケルトの渦巻き文様をトレースしていたとき、それがイリアン・パイプ(アイルランドのバグパイプ)の音楽と重なり合って魔法が起きる、という挿話があったっけ……。
全然、サトクリフの本自体の感想にはなってませんね……。 素直に入り込んでいける、よくできた物語だったと思います。 ケルトの芸術に惹かれたことのある者には……とても切実で、心を刺されるような物語でした。
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さて、仕事の原稿が来たので、仕事に移ります。 F1は夏休みで、ニュースも夏枯れですかね……憶測記事は、いろいろあるようですが。 今日のニュースは、WRCネタが2本と、その他が1本。
ではでは。
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