2011年02月04日(金)  ハイテクマスク。
 
私の横で寝ている御ハナが夜中に一人シクシク泣いていたという。気付いた妻が「どうしたの?」と訊ねると、「パパのイビキがうるさいの」と、パパを起こせばいいものの我慢してシクシク泣いていたということがいじらしく、そんな娘を不憫に思ったのか妻は私の顔を発作的にパチンと張り手をして私は目覚めた。イビキで家族が眠れない。由々しき事態である。
 
私は昔から熟眠感というものがなく、何時間寝ても朝は一向に起きることができないため、これは全てイビキの所為だと思っている。イビキさえかかなくなったら私は健全な睡眠を得て健全な生活を送ることができると思っている。
 
これは本腰を入れて考えなければいかんと「イビキ アマゾン」と、本当に治す気があるのか疑わしいような検索をして、アマゾンで「100%保証のいびき防止マスク いびきマスカット」という絶望的に怪しげなアイテムを購入。
 
「アゴにつけるハイテクマスク」と書いてある。ハイテク! 本当にハイテクな物は自らハイテクとは言わない。それでも私の小遣いの範囲内で購入できるイビキ対策グッズはこのハイテクマスクくらいしかなかったのだ。
 
小さな家族を守る為、昼は伊達直人ばりに一生懸命働き、夜はハイテクマスクに変身し悪夢と戦う。娘の涙はもう見たくない!
 

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