2011年02月19日(土)  サルと羞恥心。
 
先日のパーティでもそうだが、私は立食パーティが苦手だ。というよりあのオードブルというものが苦手なのかもしれない。
 
司会者などが「それではどうぞご自由にお召し上がり下さい」といった号令で一斉に皿に盛りに行くという行動が恥ずかしくてしょうがないのだ。
 
バイキングは大丈夫。でも立食パーティのオードブルは恥ずかしい。こっ恥ずかしい。
 
この羞恥心を私なりに分析したところ、バイキングは「食べる」という明確な目的がある反面、オードブルは「別に食べなくてもいい」という意味もあって、別に食べなくてもいいものをわざわざ食べるのはよほど腹が減っていて、パーティが始まった後の挨拶やスピーチの時間も空腹を耐えていて、「それではどうぞお召し上がり下さい」の号令で猿のように料理に群がって貪ってあの人はサルのようだと思われるのが恥ずかしいのだ。
 
結局、先日のパーティでは何も食べることができずひたすらサルの如くワインを飲んでいた。
 

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