2011年03月02日(水)  ビュッフェで一息。
 
先日部下と仕事帰りに箱根に行った際、夕食を摂っていなかったのでロマンスカーにビュッフェはないのと部下に訊ねたところ、ないと言うのでそんなわけはない。こういうほぼ旅行目的で長距離を走る列車にビュッフェがないわけがない。ちょっと調べてくると席を立ち、車内を移動するとビュッフェがあったので席に戻りやっぱりビュッフェあるじゃないかてめえこのやろう腹が減ってるというのにいらぬ体力使わせやがってと部下を叱ったがそれでも頭を傾げているので、そんな人を信用していない態度を取るのならば自分で見にいったらいい。3両くらい移動するとあるからと部下にビュッフェを確認しに行くよう指示し、私は事前にビュッフェをこの目で見たので大勝利。実際あったんだからあるに決まっていると鼻息を荒くして部下が戻るのを待っていると、やっぱりありませんでしたと戻ってくる。
 
そんなわけがない私はこの目で見たんだよビュッフェ。ビュッフェ絶対あったってと熱弁すると、ヨシミさんもしかしてビュッフェって列車内で食事を摂る専用の車両のこと言ってません? と言うので、何を今更。列車で飯を食う場所のことをビュッフェと呼ぶのが普通じゃないのかと返すと、いいえ違いますよ。ビュッフェっていうのは食べ放題のことですよと尋常な口調で申すので、いいやそれは違う。食べ放題はバイキングって言うんだ。
 
百歩譲ってビュッフェが食べ放題だとしたら、バイキングがある列車の車両のことをビュッフェって言うんだ。でもバイキングがある列車の車両なんて見たことない。だったらやっぱり食事を摂る専用の車両のことをビュッフェというんだ。と、半ば敗戦を意識しながら部下が隣のシートで寝た隙に携帯でビュッフェを調べると本当に食べ放題の意味で電車に関連することなどひとつも書いていなかった。
 
34年間、なぜ列車内で食事を摂る専用車両のことをビュッフェと誤認識していたかは不明。
 

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