2011年04月10日(日) 唇重ねて。 |
1、2週間前から私のベストオブおつまみであった堅あげポテトのり味が店頭から姿を消したのでおかしいな。人気があって品切れしてんのかなと訝っていたところ、先日まで堅あげポテトのり味が陳列してあった棚に堅あげポテトコンソメ味なるものが置いてあって、突如姿を消した彼女の存在を忘れる如くコンソメ味を購入し貪ってみたが、ちっとも心が満たされない。そればかりか心の空虚感が広がっていくばかりである。 コンソメ味も不味くはないので嫌いではないのだが、一つ口に頬張る度に、忽然と姿を消したのり味のことを思い出す。キスを重ねて、新しい彼女との唇の相性を微調整するように、一口食べながら思い出して忘れようと努力する。 時が経ち、またどこかで堅あげポテトのり味と出会っても、あの頃の想いで再び手に取ることができるだろうか。コンソメ味の棚の横には、前の前の彼女だった堅あげポテトブラックペッパー味が静かに佇んでいる。今となっては一年に数回メールするただの友達である。 |
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