2011年05月31日(火)  よく笑いよく笑う。
 
生後7ヶ月の御ココに下の前歯が2本生えてきた。くすぐったいのか終始チュパチュパと口を動かしているため大量に涎が出ている。
 
生後、毎日続けていた浣腸を5日前から中止している。両親の勘というか、何となく浣腸しなくても自力排便ができるのではないかと思ったのだ。排ガスに関しては問題なく、術前のようにガスが貯留して風船のように腹部膨満することはない。
 
結果、1日1回だが自力排便が出ている。排便回数が少ないのでビリルビンが腸内で酸化したような緑がかった便だが、量も多く問題はないように思われる。ミルクから離乳食へ比重が傾くにつれ、更に便が固くなり再び浣腸をしなければ排便できない日がくるかもしれないが、御ココは毎日人知れずガスを出し、静かに排便をしている。
 
「なんか臭っ!」オムツ内の便の臭いに気付くと、妻も私も嬉しそうに臭いと言う。「ココちゃんウンチしたのーっ?」と、臭いと言う時も、うんちしたのと責める時も、私たちはいつも笑顔を浮かべている。
 
ヒルシュスプルング病の治療過程は、長期的な観点を持たなければならないのだが、生後7ヶ月、今のところ順調である。よく笑いよく笑いよく笑う。御ココは嬉しさの表現が人一倍優れている。
 

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