2002年10月16日(水)
2週間ぶりに水曜の英語(必修)に出席した(どうよ)。
水曜はいつも宿題があってめんどいのだが、めずらしくちゃんと終わらせてあったので(更にどうよ)。
ちなみに英字新聞のsummaryとopinionだったのであたしはEU加盟国として新たに10カ国を承認の記事を選んだのだが。
読んでたらデンマークがEUのpresident countryだってことすら知らないことが判明して我ながら呆れたね。 現代人として常識だろーが!って感じ。日本はEU加盟国じゃないから、とかそんな言い訳は通用しないくらいの基礎知識を知らないでよくもあたしは日本に存在していられたもんだ(誇張でなく)。 これは後に書くことにも繋がるんだけど。 とにかくそんななのにどうして履歴書には高校卒業って書くことが認可されるんだろう。信じられないよ。 どうなってんだこの国の教育は。水準以前の問題じゃないですか(ザッツ責任転嫁)。
しかもそれが国際政策文化学科の学生だっていうんだから。 勉強不足にもほどがあるね。
それはさておき、ちょうど昨日の夜から今朝にかけて北朝鮮に拉致されていた日本人の一時帰国のニュースがあったので、GAIL先生がそれについて1人ずつなにか喋って、って言ったんだけど。
あたしは今朝の朝刊の一面を軽く読んだ程度だったから全体としてはよく分かってなくて(反省)。 他のコの意見も何について言ってるのか理解できなかったりして。
でもとりあえず、帰国した人たちの会見の様子だけは知ってたから、 「i saw…the news in the newspaper in the morning.…The abductees said,"i'm sorry for…troubled the Japanese…and my family."But i don't know why they said so…why they apologized,'coz it was not their fault」 とか言ってみた。つーかそれしか言えなかった(ヲイ)。 でもちょっと疑問だったんだよね。
まああたしの拙い喋りはともかく、この授業ですごくキたのはGAILのこの問題に対する考え方なんだよ。
彼女曰く、拉致された日本人はもう現地に家族や友人がいるのに、日本に帰るということはできないだろうという(あとアメリカに両親がいるひとの場合はまた別だけど)。なぜなら自分なら子供をおいて帰ったりできないから。それはどんな親でもそうだろうから。 だから、彼らは家族と一緒に日本にきて、半年くらい住んでから、どこで暮らすことが本当に彼らにとっていいのか判断すればいい、って言ってた。 なぜなら彼らには日本国籍があるのだから。
あと、こういうevilはどこにでも、elementary schoolのplaygroundにだって存在するって話もしてたんだけど、ここからがあたしがすごく共感したところで。
そういう、例えば小学校でのいじめみたいな小さなものから今回の拉致のような大きなものまで、悪はどこにでもあるけど、いじめが周りの子供とか親とかが無視することによって本当の問題になるように、もっと大きな問題も私たちが気づかないことによってどんどん悪化してしまうっていうことが。
だから私たちはこれから、自分の周りだけじゃなくて世界でも何が起こっているかちゃんと把握することが必要で。 それが私たちの子供に、この地球を残す為に必要なことだって。 今やもう核ですべてを破壊できてしまう世界だから、そうしないと私たちの子供たちには未来がないって。
この話を聞いたとき、ふと鈴木晃二の詞を思い出した。
「この地球上のエネルギーを使い果たしてしまったのは僕らだろう 子供など作るべきじゃないかもな」
To be or…
That is the question.
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