2005年07月08日(金)
そういえば暫く切ってないな、と思って、美容院を予約。 直後、今髪を切るなんて意味深だなんてことに気づく。
結局、たいして短くしないで梳いてもらうまでに留めたけど。(去年からずっと伸ばしてるし!) 今日初めてやってもらったおにーさんがなかなか饒舌で斜に構えた感じのひとで、わりと楽しくお話してしまった。 適度な冗談と男のひとのごつごつした指に髪を触られてるあの心地よさに、ちょっとした癒しの時間を得ることができて。 いろいろ教えてくれたしさー。 でも、最初社会人だと思われたのにはちょっとあれれっていうか。 こんなガキっぽい社会人いないでしょ。
あれから。 もちろん会ったりなんてことはなくって、ひとりで色々して過ごしてる。 ゲームもするし、お買い物もするし(ほんとにヘコんでる時は何見ても物欲が湧かなかったからね)、勉強だってそれなりにやってる。 他人ともごく普通に会話できる。まぁこれは周囲に事情知ってるひとが2人しかいないからかも? とにかくごく普通の、でも前よりはしっかりとした社会的な、生活を送ってる。 改めて、Nくんの尊敬してるとこを見習おうと思って実行してるつもり。 「めんどくさい」とか言いつつもちゃんとこなして「忙しいよ〜」なんてさらりと言えるところ、あたしにはなくってエライなって前から思ってたから。
まぁ。 そんなにしょっちゅう会ってたわけじゃ全然ないから、生活パターンはそんなに変わったりしないんだ、実際のとこ。 ただ、精神的な面ではもちろん違うし。
1日の半分くらいはNくんのこと考えてる。 ふと思い出して、その時々でポジティブだったりネガティブだったりな思考を展開してる。 勝手すぎるよ、って責めるような言葉だとか。 ごめんね、って後悔の言葉だとか。
もう大分すっきりしたし、何も手につかないなんてことないし、元気元気! そう思ってたけど、やっぱりそれだけじゃ片付けられない。 二度と泣かないだろーな、なんて思ってさえいたのに。
隙間みたいな時々にまだ、思い出すよ。 これだから思い出って、怖いよなぁ。 甦ってくる記憶さえなければ、恋を忘れるのってもっとずっと簡単だと思うんだけれど。 でも、よく考えたらまだ1週間も経ってないんだよね。 当然といえば当然か、思い出しちゃうのなんて。 なんか、前に失恋したときとは比べものにならないくらい苦しくないんだ。正直言って。 だから自分でも拍子抜けしてるところもあるし。 その理由は、ぶっちゃけてしまうと、「大好き」ではなかったから。 のめり込んだ恋じゃなかったから。 だけど、のめり込まなかった理由は「好きじゃなかったから」じゃない。 いつも自分にセーブかけてたんだと思う。クールを気取りたくって。 それにまた傷つくのも怖かったし。
明後日、とりあえず会わなくっちゃいけない。 最後に怒らせてしまったきみの感情が現時点でどこに着地してるんだか、あたしには想像もつかないけど。 せめて、「お疲れさま」と「がんばってね」くらいは、目を見て言いたいんだよね。 笑顔で話しかけたら、きみも無理があっても微笑もうとしてくれるかな。
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