Spilt Pieces
2006年01月13日(金) 
HPを作ろうかなと思う。
あの町のこと。
考えるばかりでちっとも進んでいないが。
自分の言葉を吐く場所ではなく、紹介する場所として。
大人になったというより…エンピツで吐きまくっているので別に必要ないからかもしれないけど。


住んでいた町。
大切な人たちのこと。
大好きなお祭り。
活動したこと。
笑顔だった。
泣いてもいた。
少なくとも、24年間生きてきた中であれほど我儘に、そしてゆっくりと、過ごしたことはない。
自分が自分らしくいられた場所。
人に優しくすることも、優しくしてもらうことも、素直に受け止められた、そんな時間。
あの町を、住む人たちを、伝えたい。


高校が廃校になる。
都市部との合併で、若い人たちはどんどん流れていく。
小さな町の小さなお祭りが、もっと小さくなって、やがて、霞のように消えてしまう。
それが過疎。
そしてあの町を離れる選択をした私には、時代の渦に飲み込まれ、外へと羽ばたいていく子どもたちに何かを言える権利などなくて。
何ができるんだろう。
何もできない。
でも、何かは、きっと。
あの町には笑顔がたくさんあって、私はそれが大好きで。
それを、伝えることは、多分無意味ではないと思っているのです。
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