にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2004年10月03日(日) ワインの里から

ワイン祭りに行ってきました。


山梨県勝沼町といえば、国産ワインの産地ですよね。

この小さな田舎町には、大手メーカーから家族経営まで、

大小さまざまなワイナリーが集まっていますが、

我が家でよく注文するS醸造も、その中の一つです。

S醸造は規模こそ小さいですが、勝沼では老舗だと聞きました。

ワインの味にウンチク傾けるほど洒落者ではありませんが、

ここのワインは、爽やかで口当たりがよく、わたしは気にいっています。

そして毎年葡萄の収穫期になると、

S醸造から、ワイン祭りの招待状が届くのです。

今年は猛暑で雨が少なく、国産ワインは近年になく良い出来だとか。

ならばこの機会に訪れてみようと思い立ったわけです。



静岡から甲府まで、特急で約2時間、

そこから更に在来線で数駅乗って、

やっと勝沼町へたどりつきます。

晴天ならば、車窓から富士山を間近に眺められるところですが、

今日は朝から、あいにくのザーザー降り。

たまの遠出なのに、ちょっとがっかり・・・・・



駅ではS醸造から、お迎えのバスが待っていました。

道路の両側に葡萄棚が見えてくると、バスの中から歓声がわきます。

この辺りは、右を見ても左を見ても、ぶどうぶどうぶどう・・・・!

わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪

たわわに実った葡萄たちは、

否が応でも、わたしたちの期待を高めてくれます。

だって今日は、ワイン飲み放題、とりたての葡萄食べ放題なんですから。



会場では、すでに宴たけなわ。

わたしたちも、壜の空き箱に腰をおろし、

ワイン片手に屋台の食べ物をほおばりました。

赤に白にロゼ・・・・次はどのワインをいただこうかな。

産地ならではの、珍しい搾りたての”もろみワイン”なんてのもありました。



遠い上に雨まで降って、ちょっとツイてないなぁと思いましたが、

楽しく美味しい一日で、大満足。

一人一本、お土産用のワインをいただき、

ホロ酔い気分で帰途に着きました。

もう少し近かったら、毎年でも参加したいものです。



ぴょん

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