にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2005年08月31日(水) 逝く夏 来る秋

御前崎に行ってまいりました。

くもり空の下、車で海岸沿いの道を走ります。

台風が近くにいるためでしょう。

ざぶんざぶん、きょうの波はいつもより高めです。

波しぶきで視界が白く煙りました。

さすがにこんな日は、一人のサーファーもみかけません。



灯台のふもとにある海鮮市場は、

週末は、マイカーやら観光バスやらで、

いつもごったがえしているのですが、

今日は平日ですし、ゆっくりと買い物を楽しむことができました。



くりっとした体の鰹や、

ピカピカ光る太刀魚や、

ぺろんと舌を出した白みる貝・・・・

どれもこれも美味しそうです。



そうそう、今日は、まぐろのほほ肉なんてものをみつけました。

塩コショウで焼くと、ステーキのような味がするのだそうです。

お値段も手ごろでしたので、即購入。

そらから、名産のシラスと桜海老の釜揚げは必ず買って帰ります。

ついでに、黒々としたぴちぴちのスルメイカも。



ああ、でも一番心を奪われたのは・・・・・・

それは、それは・・・・秋刀魚!  (− ◇、−) ジュル

彼らは、近所のスーパーに並んでいるものとは、

明らかに違うのです。

なにがって、鮮度を表す青光り指数が。

彼らは、うるうる黒々のお目目で、連れて帰ってと訴えているのです。

これでキマリです。

本日の夕飯は、秋刀魚の塩焼きにいたしましょう。。。

ヽ(´ー`)ノ ワ〜イ



車の窓を開け放すと、

ひんやり湿った風が飛び込んできます。

ここ数日、日が短くなったなぁと感じておりました。

今年もまたひとつ、夏を見送るのです。

逝く季節を惜しむかのよう、

今日の海はどこか淋しげであります。



毎年ふしぎなのですが、

夏の終わりって、

なぜこんなに心が残る思いがするのでしょう。

同じ季節の変わり目でも、

春やら秋やら冬やらは、

ただ淡々と見送っているだけなのに。



カレンダーを、めくりましょう。

夏のお洋服を、仕舞いましょう。



明日から、九月です。














ぴょん

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