にっき日和
おしながき|前よむ|次よむ
御前崎に行ってまいりました。
くもり空の下、車で海岸沿いの道を走ります。
台風が近くにいるためでしょう。
ざぶんざぶん、きょうの波はいつもより高めです。
波しぶきで視界が白く煙りました。
さすがにこんな日は、一人のサーファーもみかけません。
灯台のふもとにある海鮮市場は、
週末は、マイカーやら観光バスやらで、
いつもごったがえしているのですが、
今日は平日ですし、ゆっくりと買い物を楽しむことができました。
くりっとした体の鰹や、
ピカピカ光る太刀魚や、
ぺろんと舌を出した白みる貝・・・・
どれもこれも美味しそうです。
そうそう、今日は、まぐろのほほ肉なんてものをみつけました。
塩コショウで焼くと、ステーキのような味がするのだそうです。
お値段も手ごろでしたので、即購入。
そらから、名産のシラスと桜海老の釜揚げは必ず買って帰ります。
ついでに、黒々としたぴちぴちのスルメイカも。
ああ、でも一番心を奪われたのは・・・・・・
それは、それは・・・・秋刀魚! (− ◇、−) ジュル
彼らは、近所のスーパーに並んでいるものとは、
明らかに違うのです。
なにがって、鮮度を表す青光り指数が。
彼らは、うるうる黒々のお目目で、連れて帰ってと訴えているのです。
これでキマリです。
本日の夕飯は、秋刀魚の塩焼きにいたしましょう。。。
ヽ(´ー`)ノ ワ〜イ
車の窓を開け放すと、
ひんやり湿った風が飛び込んできます。
ここ数日、日が短くなったなぁと感じておりました。
今年もまたひとつ、夏を見送るのです。
逝く季節を惜しむかのよう、
今日の海はどこか淋しげであります。
毎年ふしぎなのですが、
夏の終わりって、
なぜこんなに心が残る思いがするのでしょう。
同じ季節の変わり目でも、
春やら秋やら冬やらは、
ただ淡々と見送っているだけなのに。
カレンダーを、めくりましょう。
夏のお洋服を、仕舞いましょう。
明日から、九月です。
ぴょん
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