パンドラの箱
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何ら飾ることなく自然体でいられる場があることは、 何にも増してかけがえのない幸せだと思う。
「あなたといるとありのままでいられるから」
そう言ったけれど。
本当にありのままでいるのか、と言ったら、 それは嘘だろう。
ぶつけてしまえたら楽になれる破壊力を持った言葉や、 振り下ろしてしまえば楽になれるであろう、苦い想いを握り締めた拳を。
苦い想いで飲み込むのではなく。 甘美な痛みとして受け入れているのを。
100%自己を解放することなく、あなたに向かうのは思いやりなんだろうか。 それとも。
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