パンドラの箱
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2006年07月14日(金) 不自然な自然体。

何ら飾ることなく自然体でいられる場があることは、
何にも増してかけがえのない幸せだと思う。

「あなたといるとありのままでいられるから」

そう言ったけれど。

本当にありのままでいるのか、と言ったら、
それは嘘だろう。

ぶつけてしまえたら楽になれる破壊力を持った言葉や、
振り下ろしてしまえば楽になれるであろう、苦い想いを握り締めた拳を。

苦い想いで飲み込むのではなく。
甘美な痛みとして受け入れているのを。

100%自己を解放することなく、あなたに向かうのは思いやりなんだろうか。
それとも。


こはる |MAIL

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