パンドラの箱
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「あたしはそういう女なのよ。だれかれ構わず救いを求め、人の心を弄ぶの」
そう言って、開き直ってしまえれば、ものすごく楽になれる気がする。
「知ったこっちゃないわ。それであなたが悩もうと苦しもうと。それはあなたの勝手でしょ?あたしを愛した時点で甘んじるべきなのよ」
そんな風にたたきつけることができれば、あたしは楽になれるだろう。
でも、代わりに口にするのはどうしても謝罪の言葉になる。
ごめん。 するくてごめん。 ごめん。 何もかも中途半端でごめん。
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