パンドラの箱
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2006年09月17日(日) 果たし愛。

失いたくないと、
目を閉じ、耳を塞ぎ、言葉を飲み込み、
やり過ごしてきたけれど。
それが自身の自然な想いから派生するものだと信じて、
疑わなかったけれど。

「憎悪や嫉妬、辛い想い、どれも当たり前の感情だから。自分に正直になろうよ」

そう、そうなんだ。
居心地の良さを提供しようとして、自分の事を後回しにしてきたツケが今に至る関係を、すでに抱えていながら、本来正直で素直であるべきその場所で、同じことを繰り返そうとしていた。

負の感情が生まれるのを、気付かない振りをして。
負の感情など、どこにもないと思い込もうとして。

「全てを認めて、あなたが今に至るまでの過程で、必要な出来事と認めよう」

物事は全て偶然ではなく、必然だから。
起こりうる全ての出来事は、きっとそれぞれに意味があるのだ。

「あなたはあなたの思うがままでいいんだよ。全てはうまくいくように出来ているはずだから」

自然体であること、本来の自分でありつづけること。それを放棄してまで、一体あたしは何を恐れていたのだろう。

「オレは何故か当たり前にいる。たっぷりの愛を受けてみろ」

その挑戦、受けて立つ。


こはる |MAIL

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