パンドラの箱
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2006年11月05日(日) 変化。

そう言えば。
このところ、あれほど酷かった頭痛がしない。
しょっちゅう、鎮痛剤が手放せないほど痛みでのた打ち回っていたのに。

とげとげしい雰囲気も、ささくれ立った心も、今は鳴りを潜めてしまった。

「リラックスできてるから」

確かに、アナタを想うあたしの顔は常にほころび、緩んで、身体中の力が抜けていく。
見失うことも、見捨てられることも、なにひとつ心配しないで、心から安堵して過ごせたことは、今までなかったから。
狂おしいほどの愛しさに、胸を押しつぶされそうにはなるけれど、そんなときは身体中が愛で満たされるから、それはそれで幸せな痛み。

そういうアナタの顔も以前とは全く違っていることに気が付いた。
せっかくのイメージが壊れるほど。
あたしだけに向けられるその笑顔に、つられてあたしも頬が緩む。


こはる |MAIL

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