パンドラの箱
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そのひと言を贈ったら、 あなたはあの人の元へ行ってしまう。 あなたのおやすみはさよならに等しい。 それが嫌で、拒んだのだ。
そのことがあなたから安らぎを奪ったのだとしても。
隔絶されることを確実にするその言葉を口にして欲しくなかったのだ。 ともに朝を迎えることが出来ないのなら。 せめて、繋がったままでいると思い込みたかったから。
離れているからこそ。 もうこれ以上離したくなかったから。
その想いは伝わってなかったのかな。
間違いないよね。 やっぱり振られたんだよ。
inspired:「ズキズキ」 by 及川光博
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