アルテミスの日記
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2002年10月14日(月) リルケ ・・・

誰がわたしにいえるだろう 
わたしのいのちがどこへまでとどくかを?

しだいにひろがる輪を描いて 
わたしの命は生きる
さまざまなものの上に 
ひろがる輪を
たぶん その最後の輪を 
閉じることはできないだろう
でも 
それをこころみよう
神のまわりを 
太古の塔のまわりを
わたしはめぐる
そしてわたしは
何千年も
めぐりつづける 
わたしにはまだわからない
自分が一羽の鷹なのか
あるいは大きな歌なのかが
 

―ライナー・マリア・リルケ―

昔読んだ竹宮恵子のシルベスターの星からに出てきたリルケの詩・・懐かしい


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