2002年05月27日(月) |
「相談をする」ことについての弁明 |
日友人と話していて、人からよく相談の電話がくるのだが どうして相談が必要なのかわからない、というような話をきいた。 私は、人によく相談をするので、その必要性がわかる。 そこで、なぜ人は相談するのか?について考えてみた。
人は基本的に頭をひとつもっているので、自分の 頭脳で考える。 しかし、その頭脳で考えたところで、好ましい結論や解決策が 導き出せない場合に、人に相談する。
もうひとつ考えられるのは、もうその人の頭の中で考えて、 まがりなりにも結論が出ている場合に、その考えを他の人に 知ってほしい(聞いてもらいたい)ときである。そして、 他の人も同じように思ってほしい、共感して後押ししてほしいとき。 こういうときは、相手が何を言ってくれるかどうかはあまり重要でなく なっているので、自分の話を延々して、「やっぱりそう思う?だよね。じゃあまたね」 ということになり、聞いているほうは、これでいいのか?などと考える。 しかしこの場合の相談も、大事な行為ではないかと思う。
つまり、人が相談するのは
一。自分の頭脳をもってだけでは解決できない何かに ぶちあたったときに他のニンゲンに相談する
二。自分の頭で考えてまがりなりにも結論のでていることを、 意見として他の人に聞いてもらい、共感を得るために相談する。
という二つの場合があるのである。
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