林の中で 陽がおちるころ 雪のとうろうに 灯りがともる ぼうっと明るいいくつもの雪の暖炉 三日月の細い電灯が照らして 星の音 ちかちか ふってくる・・・ しーんとしずまりかえった 森の木々たちが 語りかけてくる もみの木の一本一本の泉 ちかちか 星の間を 白い細い雲が通りぬけてゆく
にぎやかな星のあかりたちの 夜のうたげ とびはねて おどりだす しゃん、しゃん、しゃん 鈴の音と いっしょに おどりだす
大きな雲のおおさまが みんなに声をかけたら むこうにも、ここにも 雪の精。 光があんまりきれなので おどりだす
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