お気楽主婦の気ままな日常
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2002年05月30日(木)...愛しい人の死について

今日は新選組一番隊組長沖田総司の命日ということで、私の日参サイトのいくつかでは“総司忌企画”を催している。そこにあるイラストや小説に涙を誘われつつ、実際に自分の愛しい人の最期を自分はどう受け止めるのかを考えずにはいられなかった。
だから柄にもなく本日はシリアスにいきます・・・・・

今1番怖いのは最愛の夫を失うことだと断言できる。
すべてが彼に支えられていて、私は自分の足で立っていないようにさえ感じている。
突然いなくなったら私はどうなるんだろう・・・気が狂ったように泣いて腑抜けになる、今の私なら多分そうなる気がする。彼もそう思っているはず。
結婚してから冗談まじりで「絶対に私より先に死なないでね。あなたはひとりでも生きていける人だけど、私はあなたがいないとダメだから・・・」と、彼に幾度となくお願いしてきた。
でも自分の死期は自分で選べないから、いつ何が起こっても対処できるように私はもっともっと気丈にならなきゃいけないんだよね。子供ができれば女って強くなれるものかなぁ?!いろんな意味でもっと強くなりたいです。

2年まえに育ての親ともいえる祖父の最期を看取った。壮絶な闘病生活の後の苦しい苦しい最期で、いつまでもいつまでもいつまでもその様子が私の脳裏から消えることがない。
今思い出しても涙が止まらなくなる。
でもきっと年の順からいけば私はいつか父や母も同じように看取ることになるのだろう。
また壊れたように毎日泣き続けるのだろうか・・・それとも、その頃の私なら冷静に受け止められるようになっているだろうか。
とにかく愛しい人であればあるほど最期は静かに苦しまずに逝って欲しいと、思う。
でも私の大好きな人たちは長生きしてね!!なんといってもコレが一番の私の願いだよぉ(^^)

最後に先日の新聞の投書欄ですごく心に残った言葉があったので留めておきます。
「人は生まれてきた時と逝く時は特に大切にしてあげなさい。
 出産後退院していく時に母親が子供をしっかりと胸に抱いて帰るように、
 最期を迎えた時も同じようにして家に帰りなさい。」
病院に葬儀屋さんが棺をもって迎えにきたときに、そこに居合わせた看護師が遺族の方に言った言葉だそうです。
私の胸にも深く深く刻み込まれました。その時がきたら忘れずにそうしてあげようと・・・


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byあ け