高校に入学してもしばらくは同年代の異性が私に向ける視線に悩まされる日々が続きました。はっきり言えば、多分に自惚れもあったことでしょうねえ(笑)。 私の中学は地元小学校からほとんどメンバーが変わらず、6+3年も一緒にいればイヤでも名前と顔が一致する、そんな狭い地域でした。もともと私は小柄で目立たない性格だったのですが、3つ上の姉の影響が少なからず私の中学生活を彩った(笑)一因でした。
「あおくぅ〜ん ステキ〜」 とある日の部活中のこと。中学1年のころだったと思いますが、3年生が引退していたので秋以降のことだと思います。体育館の向こう半面から黄色い奇声を私に向け発するのは新体操部の2年生の先輩。そして私の姉の後輩でもある。その声に苦笑いしながらも恥ずかしげに会釈をすると、この私の行為がなぜか彼女達には点数が高いらしく
「きゃ〜〜 かわいい!!」となる。私はこの「かわいい」が大嫌いでした。確かに私は顔立ちも幼いし背も小さいしおまけに名前が女性っぽくていじめられた経験もあり。だからこそ「かわいい」という女性的な形容詞に敏感だったのかもしれません。
そのせいで、自分の容姿が人よりもウケがいいことに初めて気付いたのもこの頃だった。
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