1年の項でもふれましたが、3年の先輩が卒業したので部員は私一人。自動的に生物部の部長になりました。といっても完全休部状態なのでやることといえば金魚とニワトリの世話。ニワトリ小屋は南にあるグランドに面したところにあって大きな垣根で区切られているので、世話をしながらよく陸上部のFやNの走りッぷりや中学時代よりますますグラマラスになった例の彼女を垣根の隙間から眺めていましたね。 人間から見ると垣根で出入りはなさそうなのでよもや逃げることはあるまいと、朝、小屋から出してから教室に行くのですが、体育の授業中とかよくグランドに乱入して体育教師が怒っていたらしい(^^;;
動物の世話をした人なら分かると思うのですが、小形動物のエサはけっこう値段が高い。私はわざわざいっぱい入っているコイのエサを買って生物室のすり鉢でゴリゴリやって金魚にやっていました。休部状態なので部費なんか無い。ただ、この頃は疑問もなく買いに行っていた。なんだったんだろう? この義務感は。
新入生が入学して、自分の時もやったであろうクラブ見学。その事を忘れていた。体育館の舞台で自分の部活紹介をやらねばならなくなりました。紹介も何も自分自身活動したことないんだから世話ない。 結局、日記仕立てで正直に現状の活動を報告。なぜか新入生にウケていた。ただこんな変哲のない紹介でその後の見学期間に新入生が来るとは思ってもいなかった。
放課後、タケダ君とバカ話をしているその教室にやってきた女子3人組...。
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