あお日記

2002年07月18日(木) 修学旅行


 3年で行われる文理のクラス分けが決まった11月の上旬、毎年私の高校は2年時のこの時期に京都/奈良/広島へ3泊4日の修学旅行と相成る。

 理系クラスを選んだ私はそれによる直接的な不安と自分の中にあるモヤモヤから来る間接的なもどかしさで、自分が一体何を目指して目の前にある時間を使うべきなのか、使いたいのか良く分からなかった。理系クラスを選んだくせにその後私が最も力を入れた教科はなぜか世界史(笑)。1年に続き担任だった芝ちゃんが世界史の担当だった。

 3日目に班行動があったので事前にホームルームで班分けがあった。男女混成という以外はこれといって規制も無かったのでクラス内は「はやいもの勝ち」の様相で行き交う人間の渦。
 
 その渦中で私はきっと席を立つ気力も無くボケっとそれを眺めていたに違いない。「クラス」という単位から「班」に名前が変わっただけで、それを構成する面々がどのようなものだろうと、これといった関心事にはならなかったし、むしろ一人で行動したかったくらいだから。

 
 2年のクラスのことを思い出すとどうしてもランさんの記憶がよみがえってしまう。実は大好きだったんじゃないか? って疑いたくなる(笑)。

 前の席に座っていたランさんは、時折、そんな私を心配そうな目で見てくれていました。


 そんなこんなで決まった班は私を含めて4人。クラス委員長の男子と女子2人。その1人は文芸部員で清々とした文章を書く人でした。この時は彼女が部員だなんて知りませんでしたがね。

 そして迎えた当日の朝。





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先日久々に下り立った東京駅、修学旅行当の集合でよく使われる八重洲口は冬だったので閑散としていても、あの頃より明るくキレイになっていました。もっとも暗かった印象があるのは私だけかもしれないが...。



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