甘 い 雲 の 上 で 。
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2003年01月14日(火) 成人式2。

(昨日の続きです)

で、いよいよ成人式を迎えました。
何よりも、誰よりも彼を見たかったからねぇ。
会場に着いてすぐに、人ごみの中から彼を見つけた時は、自分って凄い、と
本気で思いました(笑)

感想はですね、“なーんにも変わってないじゃん”でした。
外見もそうだし、雰囲気も、声も。
その時は素通りして、自分の友だちを探しにいき、同級生との再会を楽しみながら式は始まり、三瓶も何となく見て式は終わりました。
で、ホールを出てからはもうただただ友だちとの再会に浸るばかり。
自然と中学校ごとに別れたりするから、彼はもうそこにいるわけですよ。
“今日しかない。今日の次は何年後か分からない”と思い、勢いで声をかけてみました。
「去年は呼び出しちゃってごめんねー」
「あ、いいよー。」
「今何やってるの??」
「今年の春から就職で…」
等々、しばし(といっても1分くらい)雑談し、こうなったらやれることはやる!と思って、「一緒に写真撮ってくれる?」って言いましたよ!!
頑張った、あたし頑張ったよ!!
で、無事写真を撮り(これも頑張って近付いてみた)、ここで別れました。

暫くして予定があったためあたしは一旦家に帰って、お礼を言いに親戚の家をまわりました。
んで、夜。仲良しの友だちと2人で呑むのは寂しいし、もしかしたらお店で一緒になれるかも、という淡い期待を持ちつつある呑み会会場へ。
でもね、結果的にはいなかったのです。
何か期待して行って、いないとかなりへこむんだねー。もうコレまでだわ。とか思っちゃったもん。

そしたらさぁ、なんと仲のいい男の子からのメールで、「今呑んでるんだけどこない?S君もいるよ」ってメールが!!
もうね、今日はやるしかない!って思っちゃったよ!!
すぐに行きたかったんだけど、色々複雑な事情も重なり、9時近くにそちらの店に向かうことになりました。
その友だちの男の子に電話したら「呑みは終わるけど、二次会行くみたいだよ」ということでそちらへ向かいました。

うん、いましたよ、彼。私服もいい!!とか思いながら見ちゃったよ。
しかしそこで大変なことが!なんとS君は二次会に行かなかったのです。
うちらはまたまた複雑な事情のため、とりあえず二次会のカラオケに行く事に。
移動の車の中で、友だちの男の子と人生相談よろしく本音トーク。
「どうしても今日二人で逢って話したいんだけど!!」
「じゃあどうする?協力するから!」
「じゃあ電話して、来てもらうか、あたしが行く」
「電話番号聞いてみるね」
など、ちょっとした計画?を2人で立て、カラオケ屋さん到着。

そこですぐ電話すればよかったんだけど、緊張しまくって、パニックになって、とりあえずコッコの“焼け野が原”なんか歌って…。
時間も遅くなってきたから、もう“今日しかない。もうやるしかない”と言い聞かせ、自分で電話することに。
電話のあいだ友だちの男の子はずーっと隣にいてくれて、「自信持って。大丈夫」って、励ましてくれてました。
一緒にいた友だちも、あたしに付き合って残ってくれてたし、ほんっっっとに友だちのありがたさを知りました。

で、勇気を出して電話。
必死さが伝わったのか、「いいよー。家の前に来たら電話して」ということに!もうここからは緊張しかなかったねー。
タクシーで友だちと彼の家に向かい、友だちはコンビニで待ってる、ということで、あたしは電池が1コしか残ってないケータイで電話しました。

はい、ここから2人っきりでの会話スタート。
まず呼び出した理由を説明し、「色々あったけどやっぱりココに戻って来てしまうよ」と、正直に言いました。告白さ、ああ告白したさ!しかも1年以上前に同じ事して“ゴメンなさい”って言われてんのに。

「嫌いだったよね?」とも言いましたよ。
でもね、ここから何かが変わってきたの「嫌いじゃなかったよ。でも周りに冷やかされるのがすっごいイヤであんな態度とってた。ごめん」とな。
もうこの言葉だけでどうしようもないくらい嬉しかった。
“今しかない!”って思って、結構大胆?な質問とかしてみました。
「今彼女いたり、付き合ったことあるの?」
「実は1度もないんだよー。女の子と話すのがね、苦手なんだ」
「女友だちもいないの?」
「うん、いない。ていうか男友だちも少ないし」

え?これってかなりオイシくないっすか??(コラ)
そこからはもう普通の雑談のみ。
これからどうするだとか、好きな音楽の話、パソコンの話、スノボの話、金銭感覚の話、地元の話、等々。ちゃんと会話ができてました。
だって、中学に入ってからこの日までの会話数より多いのでは?というくらい話をしました。しかも一方通行じゃなくて、ちゃんと相手から質問とかされてたし!!何より嬉しかったのは、「じゃあスノボ一緒に行ったりしましょうよ」って!!!
あんた、女の子の友だちいないんじゃないの??
社交辞令とか言えるようになっちゃったの??
(後から友だちとこの話をした所、社交辞令を言える男は殆どいない!といわれました。確かにぴったりあてはまるような人でもあるし)
この人のこと知らない人は分からないのは当たり前だけど、ほんとそういう人なのです。八重歯可愛いし。

「こういう会話がずっとしたかったんだよ」
って言ったら、
「こんなのでよければいつでも」
って…。

あたしやっぱこの人が好きなんだって、改めて思いました。
きっと欲が出てきちゃうとは思うんだけど、沈黙のままでも7年以上想い続けたんだから、あとそれくらいは軽くいけそうだな、と。
寒い外での立ち話にも「オレなら大丈夫、時間気にしなくていいよ」って言ってくれるだけで倒れそうになりました。
多分向こうはちょっと迷惑かもしれないけど、今日会話した限りでは“想い続けてもいい”って感じだったから大丈夫です。

ずっと更新してなかった彼の情報ですが、本人から
「更新といて」って言われちゃったら続けるしかないっしょ。
この人しかいない!って周りを見ないのもよくないとは思わなくもないけど、そう思って行動しても結局この人に戻ってきてしまうなら、それでもいい、寧ろそうしたいんだなぁ、と感じました。
これから誰かに「桐子ちゃんて、好きな人いないの?」って質問されたら、ちゃんと「いるよ」って答えられるようになった感じ。
すっごい乙女だねー。

1994年4月から始まった恋は、2003年1月まで続いてるっていうわけですよ。
ひい!文字にすると分かるけど、もう10年いきそうじゃない!?ぎゃぁ!

はい、結果よければよいのです。
これからちょっとづつ進んでいければよいのです。
メールアドレスと番号教えて貰ったしね。(強引かもしれなかったが/笑)
日記にこんなこと書くなって話だけど、読んでる人が証人ってことで。
つか全部呼んだ人凄いよ。お疲れさまでした。ありがとう!
それから、恋愛詳しい人は何かアドバイス下さい!(図々しい)
今回の赤裸々日記について、なんでも思ったことあったら教えてくれると嬉しいかも。だって2時間くらいかけて書いたからね!(ばかだー)

はい、そんなわけで、かなり思いで深い成人式でしたー。
こちらの話に動きがでてきたら、随時報告してそうな予感☆
頑張ります!(言っちゃった)



桐子 |mailder prinz