403 Forbidden

2004年04月02日(金) 償い

まず、深呼吸して。落ち着いて。

イチ、ニ、サン、シ、
吸って、吐いて、吸って、吐いて、

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昨日の日記はちょっと表現が悪かったね。
でも僕がちょっとうっかりしていた所為で
彼女を傷つけてしまったのは確か。
でも状況は傍から見れば笑えるようなことだったんだよ。

見られてしまったのは君からの手紙やメールとかではなくて、
捨てようと思っていて放っておいたものなんだ。
それを見つけられて、
僕は説明と釈明を求められて、最後に嘘をついた。

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責任という名のもの全てがそうであるように、
誰が悪いとか誰の所為とかということは有り得無いんだ。
多かれ少なかれ、全て少しずつその責任を負う必要がある。

だから、君から貰った手紙やメールや言葉は、
勿論君のものでもあるのだけれど、同時にもう僕のものでもある。
今物理的に手元にあるものは僕が許さない限り
絶対に捨てたりすることはしないし、出来ない。

僕はね、君に逢えて本当によかったと思ってる。
その想いは変わることは無いけれど、
もしその想いを超える出来事があったら、
貰った手紙も君の体の一部も捨てることになるかもしれない。
それが無かったら、墓まで持っていくよ。
約束したように。

昨日傷ついたのは僕じゃなくて彼女なんだ。
その責任は確かに君にもあるけれど、
今何か出来る立場にいるのは僕だから、
あとは何も心配しなくていい。

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君の悪いところを発見したよ。
優しさ故に考えすぎるところ。
僕に良く似ている。

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実はさっき、かなりネガティブな方向ではあったけれど、
そのことをちょっとだけ手紙に書いたところ。
ただ、そちらの手元に行くのは早くて火曜になると思う。
理由は昨日起きた出来事が云々ではなくて、
君の欲しがってたものの新しいものがもう手に入りそうなので、
一緒に入れようと思っているから。

この前の君と同じように、いつか、という文字を手紙に書いていたので、
なんだかちょっと嬉しかった。

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二の腕に残った痕はギリギリ消えずに持っていけそうだ。
不謹慎かもしれないけれど。
その償いに、明日だけは日記は書けないと思う。


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