403 Forbidden

2006年05月12日(金)

大学へ行ったら音楽をやろう、と漠然と思っていた。
それは、大学に受かってから、とも。

だが、一敗は覚悟していた受験戦争にまぐれで勝ってしまう。
最初に浪人しないことが決まったときの、
第一声は「ざまあみろ」だった。訳が判らない。
特に現状に不満も無く、
特に社会に反抗もせず、
特に未来に目的が無かった高校生は、
何に対してざまあみろだったのか。
今思えば、浪人してみっちり勉強すれば、
もっといい大学に入れたとも思うのだが、
その頃は良い大学に入るよりも、
早くそれなりの大学に入って「高校生を辞める」方が
僕には大事なことだった。

大学に入って最初のオリエンテーションで、
隣に座った奴に話しかけられた。
大阪から来た、という彼は、
太った見た目はそのまま関西商人だった。
こちらとしては、こいつは仲良くしておこう、と
打算が働いていたのだが
彼も遠くからやってきて不安だったのか、
程なく、良く連絡を取るようになり、
同じ授業を受け、ノートの貸し借りをし、
サークルに誘われることとなった。

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職場の後輩に久しぶりに話をしたのだが、
同じプロジェクトのときは良く話をしていたのに、
素っ気無く扱われて寂しい思いをする。
仕事の邪魔をしてはいけないか、と出張先へと向かおうとすると、
それを気にしたのか、一礼された。
職場へ友達を作りに行っているわけではないのだが、
人との距離は詰めておいたほうがいい。

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友人と議論を交えたメールのやりとりを通して、
今後の仕事、というか生き方について覚悟ができる。
覚悟ができた、とメールをすると、
2年前から言ってるじゃん。と返される。
僕がその気になるまで、彼は気長に待っていたのだ。
感謝の言葉を返信のメールに託した。

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帰宅して調子が悪かったので横になっていたら
いつのまにか寝てしまったようだ。
ありえない時間に起きてしまう。

今寝てしまえば楽なんだろう。
それでも眠れない。
眠ることができない。


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