403 Forbidden

2006年06月21日(水)

新宿駅についたときは、死ぬほど眠かった。

前日のうっかり夜更かし、アンド早出出勤で睡眠時間は3時間。
仕事をしている途中で一度意識を失いかけた。
そんな感じだったので、電車では座って行きたかったのだが
座席はちょうど埋まってしまっていて、
その想いは叶わず。

結局、中央線のホームで少し目を瞑り、
待ち合わせ場所へと向かう。

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約3年ぶりに逢う同級生の女の子の印象は、
(というより、すっかり大人の女性ではあるのだが)
一言で言うと「歳取ったな」。
さすがに失礼なので口には出せない。

つまり、
18歳のU2が好きだった女の子が、
今は大学の教鞭を取っている、
ということだ。

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焼肉屋で5人でテーブルを囲む。
ガッツリ食べるような若さも無いので、
いい肉を少し頼んでチビチビ行くスタイル。
会話は半ばで日本の教育の話になり、
現役教師と大学講師とズレたエンジニアとで、
意見を交わす。
まるで国家予算を掌握してるような壮大な内容は、
傍から見たら突き抜けて滑稽だったかもしれないが、
本人達は至ってマジメに、
日本の将来を危惧していたのである。

そんなこんなで、すっかり盛り上がり、
声を枯らすほど喋り倒して店を出た。

最後に、
帰りの電車が途中まで同じだった彼女は
ほんの5分ほど、未来に対する不安を話した。
また話そうよ、と言って別れる。

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考えをぶつけ合う相手がいる、ということは、
それだけで幸せなのだと思う。

飛んでしまった眠気は暫く戻っては来ない。
今日も長い夜になりそうだ。


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