日記もくじまえの日記つぎの日記
2002年12月06日(金) 1日目:夜泣き、おしっこ大洪水

ここの産院では糖水やミルクは一切使いません。
これらを使うと不必要に胃が大きくなってしまい、退院後の母乳育児に支障が出てしまうからだそうです。
どうなるかというと、おっぱいとミルクの混合育児になるらしい・・・。
で、ここの産院ではどうするのかというと、ひたすら赤ちゃんにおっぱいを吸わせます。それだけ。
「赤ちゃんは3日分のお弁当を持ってくる」と言われるとおり、3日くらいはおっぱいが足りて無くても大丈夫だそうです。
例え陥没乳首でも、毎日根気強く吸われ続けると出るようになるとのこと。
わたしもご多分に漏れず、この「根気強く」が求められました・・・。

昨日は生まれたばかりだったせいか大人しくて夜泣きもなく、オムツ交換は2回だけだったし、おっぱいもあまり求められなかったので「育児は大変って言うけど、楽そう。」と思っていたのですが、甘かったです・・・。
3日深夜に出産した褥婦仲間さんに「明日の夜は大変よー。」と言われていたとおり、一晩中泣き通しで、昨日の夜から今朝にかけて殆ど眠ることが出来ませんでした。
もちろん、おっぱいが足りていないせい。
横になったのは本当にトータルで1時間くらいで、あとはずーっと吸ってもらってました。というか、吸わせてないと泣くんです・・・。
あかぽこを抱いて、おっぱいを吸わせたまま船を漕ぎました・・・。

それで失敗してしまいました。
抱っこが楽なように枕を膝の上に載せ、その上に赤ちゃんを乗せておっぱいをあげていたのですが、最長2時間吸わせ続けていたときに、おしっこしていたのに気づかなかったんです・・・。
オムツ、オムツカバー、短着、長着、アフガン代わりのタオル、そして枕までぐっしょり、大洪水です!!
大慌てで着替えさせたのですが、生まれたばかりの赤ちゃんに慣れていないわたしはおっかなびっくりで作業するので、なかなか服を着せられません。(だって、袖を通そうと腕をひっぱったら、関節外れちゃいそうじゃないですかー!)
そうしたら「寒い!」って怒っているのでしょう、大泣きです。
「あかぽこー。お母さんの方が泣きたいよー。」と言いながら、本当に半泣き状態で着替えさせていたら、すぐに当直の助産婦さんが「どうしましたかー?」と来て下さり、本当に助かりました。
時刻は午前2時半。
いくら困っていても普通の病院で出産していたら、この時刻ではナースコールをするのも躊躇うだろうし、一人で右往左往していたと思います。
だけどここの産院は一ヶ月に受ける分娩数がとても少なく、最大入院患者数は3名という規模。
全てが個室で、赤ちゃんの泣き声が聞こえる場所に助産婦さんが常駐しているため、こういったきめ細やかなケアが可能なのでしょう。
その後も3回ほど大泣きし、その都度助産婦さんが助けに来てくれました。
濡れた枕も取り替えてもらい、赤ちゃんの足が冷えてるからとアンカまで持ってきてくださり、そのおかげで朝までなんとか持ちこたえました。
焦るわたしに「今はおっぱいが足りていないとか、気にしなくていいんですよ。吸ってもらうことが大切で、そのうち出るようになるから大丈夫!」と言ってくださり、救われました。

とにかくそんな調子だったので、他の病院のように入院中の面会を無制限に行っていたら、休む暇がないせいで倒れます・・・。
そう、ここの産院では一日に指定された2時間の間の中で、面会できるのは30分間のみと決まっています。
今日はそうへい家からは両親、りな家からは母親が面会に来てくれました。
お義父さんはガラス越しに赤ちゃんを見て帰るのだとばかり思っていたので、わたしが直接抱っこしてスタスタ歩いている姿に驚いていました。
お義母さんも「元気そうね・・・。」と口をあんぐりです。
それから、赤ちゃんが随分としっかりした顔をしていて、新生児っぽくないのにも驚いていました。
「えらく一人前な顔をしているなぁ。」とお義父さん。
わたしの母親もメロメロで「可愛いわねぇ。りな、よく頑張ったね。」と誉めてくれたので嬉しかったです。
早くも親ばか全開ですが、本当に我が子は可愛いです。

面会が終わり、夕食後に臍の緒をいただきました。
臍の緒は3センチ程度の短いものだと思っていたので(普通そうですよね?)、ぐるぐると巻かれた状態で乾燥している臍の緒を見てびっくりしてしまいました。
なんと、そうへいがカットしたところから胎盤までの臍の緒全てを乾燥させてあったのです。
助産婦さんも「わたしも他の病院からここに来たときは驚きましたよー。普通見ないですよね、こんな長い臍の緒。」と言っていました。
胎盤と共に処理されたと思っていた臍の緒に再会できて、嬉しかったです。
明日、早速そうへいに見せなければ!

今晩も眠れそうにありませんが、毎日助産婦さんが桶谷式のおっぱいマッサージをしてくださいますし、赤ちゃんもお腹がすいているのに頑張って吸ってくれているので、わたしも頑張りたいと思います。


哉 |HomePage

My追加