日々の思い

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落合恵子さん
2001年11月23日(金)

もう25年も前になるのだけど、
「スプーンいっぱいのしあわせ」というエッセイをだして
、その頃の若い女性の憧れのようだった彼女が子供用の絵本屋さん、
クレヨンハウスを始めたのは、知っていたけれど、
ほとんど、思い出すことはなかった。
その彼女が、今朝、テレビに登場していた。
団塊の世代に入る前、というか、今年56歳になる彼女。
今でも、あの頃と同じ、颯爽としていて、はっきりと自分の言葉で、語っていた。
その中で、人は、男、女、と分けてしまうけれど、人は人であって、
男性も、女性も、老人も、子供も、それに世間で、言われる障害を持った人。そんなふうに、分けて言うのではなく、あくまで、個人であるべきだ。
選択肢はabcde・・・だけでなく、あ、い、う、え、お、だってある。

時計の振り子は、左に大きく振れたら、次は右に大きく振れる。
止まる所は、右側でも、左側でもなく、ひとつの「個」なんだ。

そんな考えにたって、生きている。
これからもそうして生きていきたいと話していた。
久しぶりに、彼女の作品に、触れてみたい。





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