日々の思い

ひばり【MAIL】

ある日のこと

2002年02月15日(金)

姪夫婦が久しぶりに遊びに来た。
彼女は、我が家を実家代わりにしている。
選んだ夫は、実家が、島にあって、それもフェリーさえも通っていない。
島民がすべて親類で出来ていて、交通手段は、漁船のみ、島内に車なし。
そんなところなので、年に一度もいければいいほうだ。

２６歳の今、初めて口にするけど、今まで一度も自分が不幸だと思ったことはないよ。
彼女が言った言葉だけど、私たち夫婦には意外だった。
ものすごく勝気な子で、将来を危ぶんだ時期もあったから。
優しい夫を得て、そんな言葉を口に出せるようになったのだ。

話し込んで気がつくと深夜の１時を回っていた。
大変だ、寝坊しそうと帰っていった。
つい先日、飼っている犬を叱ったら、自分のそばに寄ってこなくなった。
近寄るとおしっこを漏らすんだといって半べそ状態で、
電話をしてきたので我慢して、叱らないことだとアドバイスしたら、
やっと直ったよと、その報告に来たのだ。

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