昨日から、何度も放映されている、亡命事件の一部始終 小説の一幕のようなシーン、女性の絶叫・・ なぜ、あれほど一切が、ビデオに収録されているのかと はじめから不思議に思ってみていたが、あれは、 亡命希望者自身が、記録を依頼していたという。 これは単なる憶測だけれど、それでは、あの警官たちも、 もしかしたら、何かを感じて、あそこに、張り付いていたのだろうか。 領事館は、治外法権のはずなのに、いったん入った人を、 まるで、動物を引きずり出すように連れ出している。 彼らは、一家族でどのような思いで、計画をし、 あそこに走りこんだのだろう。 日本に領事館の人は、その瞬間をどう感じていたのだろう。 新聞には、まるで、気が付かなかったようなことが書いてあった。 あの、小さな少女は、あの家族は、これからどう生きていくのだろう。 なにかしら、背筋の寒くなる思いがする。 先日、アウンサン・スー・チーさんが、釈放されて、 あの、いつも変わらぬ、すばらしい笑顔で、マイクの前に たっていたのを見た。髪を花で飾って、毅然として、 決して、うつむくことのない女性。 理想のあり方として、偶像化されているのかもしれないが、 すらりとして、まっすぐの強い視線が、いつまでも輝いていて 欲しいと願う。夫や子供との長い別々の暮らし。 あの強さは、どこから湧き出るのだろう
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