日々の思い

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海辺の家
2002年08月04日(日)

おすぎさん推薦の映画なので是非と行ってみた。
テーマは悪く言えばありきたり、よく言えば永遠、家族のきずなである。
しょっぱなのシーンで海へ向かって放尿している男性、それを隣の娘が窓から見ている、気がついた母親が止めさせる。その時に流れるメロデイーがなぜか懐かしい。潮風のにおいだなと感じる。

コンピューターを使っての図面を書こうとしない主人公ジョージ・モンロー(建築事務所デザイナー)に雇い主は解雇を申し渡しその上癌による死の宣告。ジョージは別れた妻と住む息子と夏を過ごすことにする。

アナキン・スカイウォーカーになったへイデン・クリステンセンが息子のサム。アナキンを先に見た私としてはこっちのへイデンは「む、まだまだかな」というのが感想。

ドラッグに溺れた彼を海辺の家に連れ帰り家を立て直す。
近所づきあいや元妻との関係や、よくある問題が山積の家作りははかどらず、しかし、死を間近にした彼は人間が変わるというのはこういうことだと息子に身をもって示す。
やっと心が通い合ったころにサムは父が死ぬ日が近いことを知り裏切りだとののしり家をでる。

途中ででてくる、同性愛者や、隣の母親の男性遍歴?などが最後になって意味を持つことが無ければとくに必要のない場面のような気もするが、最後にはハンカチなしでは見れない映画だ。

ジョージの父親が若いころに起こした自動車事故が、彼にとって生き方を決めた原点であり、サムにとっても原点になる。
家族とは家だ、家こそが家族だ、死ぬことは怖くない。何かをお前に残したいのだと痛みをこらえて説き、黙々と家を作る。
たった一人だったのが町中の人が集まって作り始める。

海辺の病院で息を引き取る間際のジョージに家にたくさんの電気をつけてサムが見せる。「もう少しだよ」「急げ、早く作り上げるんだ」
何のための家なのか、誰が住むための家なのか、意外な最後が待っているのだが。

父から子に、親から子に、残せるもの、受け継がせることができるものが、いったいいくつあるのだろうと考えた映画ではあった。

この日映画館に入っていたのは、私たちを含め3組の夫婦と、女性一人男性3人だけだったのは、公開されて日がたっていたからだろうか?



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