「ハンカチの木」が今週いっぱいは見ごろと新聞に出ていたので 近くの友人と出かけてみた。 バスを利用して自宅から約1時間半、悩みながらカメラをデジカメでなく 昔から使っていた50ミリのカメラにした。 もう10年くらい使っていないので、果たしてうまく行くか かなり不安なのだけど。 入場料400円、入ってすぐの売店で500円のお弁当を買い まずはお昼を食べてから歩くことにした。 足を踏み入れたとたん、土の柔らかなこと。 なんと言うふかふか感、その柔らかさは殆ど感動ものだ。 何度も来てるけどまだまだ見ていないものがいっぱいあるのよと、 お向かいにいる方、大分の方で単身赴任のご主人のところを たずねるたびに寄るという話。 その出だしの出会いがとても嬉しくて、わくわくしながら 歩き出した。 知ってるが名前がわからなくていつも消化不良状態の樹木たちが 次々に現れる。 気持ちは興奮状態。 ねむの木やメタセコイア、ホルトという木や、でも、でも・・ いっぱい興奮しながら、写真を撮ってきたのだが、 帰ってから考えると、名前が思い出せない。 ちゃんとメモを取ってくるべきだったといまさらながら、悔やんでしまう。 そして、お目当てのハンカチの木は、なかなか見付からない。 途中で出会ったご夫婦が教えてくれた。 ご主人が「でも、あなたがハンカチに使おうと思ってとっちゃ駄目よ、 もう残りが少ないから他の人が見れなくなるから」 などと面白い解説付きで「代わりに飴玉あげるから、これで我慢してね」 と、飴玉を無理やりに押し付ける。 70代くらいだろうか、あんなふうに年を重ねたら、楽しい毎日だろうなと 思う。 そして、やっとハンカチの木に対面できた。 そこには、熱心に撮影してる方が・・ その方は「はんかち屋さん」だった。 「この木は中国の木でね、日本ではここともう一ヶ所、つくば市にあるだけなんですよ。私ははんかち屋ですが、何とかいい写真をとりたいと思っているのだけどなかなかうまく行かないのですよ。」と話してくれた。 はんかちはもう上のほうに少しだけ残ってるだけで、殆ど終わりかけていた。さっきのご主人の話ではないが、下のほうに1枚でも落ちていたら、 多分みんな拾っていくのだろう。 もうその痕跡さえなかったけれど。 薔薇の木は、今殆どつぼみ。 咲きそろったら、すばらしいだろうな。 歩き回ること3時間半、とても気持ちいい一日だった。
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