日々の思い

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石に刻まれた時間  ロバート・ゴダード
2003年06月10日(火)

帯には「奇妙な石造りの家に錯綜する疑惑と不思議・・・世にも恐ろしい物語」とある。

ゴダードと見るとどうしても手を出してしまう私。
久しぶりに出かけた紀伊国屋で見つけてしまう。

弁護士の妻を転落事故で亡くしてしまい、自己を見失いそうになっているトニーは、妹夫婦の家にしばらく住むことになる。
主人公トニー(ぼく)が、亡き妻に向かって語りかける形で話は進んでいく。
夢とも現実ともつかない様な奇妙な体験をするぼく。
日々が過ぎれば過ぎるほどさまざまな絡まった糸が、これでもかこれでもかと新たな絡まりを始め、やっと中ごろになって少しずつつながりが見え始める。

ゆうれいの住む家と、ソ連のスパイ、イギリスの秘密情報部、絡まりすぎた糸が完全にほぐれるのは最後の最後。
辛い、暗い物語だけど(推理小説なのだけど、私には物語なのだ)友情がしっかり結ばれて終わったのが嬉しい。





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