最近よくホタルの話を聞く。 あちらの川に見付かったとか、こっちの川にもいたそうだよとか。 今では川が汚れてしまったこともあるけど、護岸工事をしてしまったこともあって殆どホタルを見かけることがなくなった。 ホタルツアーとかいうのがあって、バスや電車で出かけないと見ることができない。今の子供たちはホタルがどんなものか図鑑でしか見たことがないだろう。 私が子供のころは家の周りの田んぼにいつも飛んでいた。 毎日捕まえてきては家の中で放したりして喜んでいたものだ。 そのころのホタルかごはむぎわらで作っていた。 小さいころはホタルが光る時触るときっと熱いに違いないと信じて、その瞬間をじっと待って触るのだけど触った瞬間消えてしまったりして何度も何度も試してみたものだった。 翌朝になると死んでしまってかわいそうにといいながら土に埋めるのだ。 でも、やっぱり夜になるとあの柔らかな光に誘われて触りにいく。 目をつぶるとあのころの静かだった夜のことが思い出される。 そういえば雨上がりのような、とても蒸した時にホタルは良く飛んでいた。 また、ホタルたちにあってみたいな。
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