日々の思い

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血液型と占い
2005年01月06日(木)

12月の中ごろだったろうか、血液型のことが新聞に載っていた。
昔から人は分類をしたがるのだが、テレビの番組(多分バラエティーか)でB型の血液型を特別扱いというか、いかにもB型だということで面白おかしく報道したらしい。
私は見ていないので内容など詳しくわからないのだけど、それがあまりに過ぎるというので当局から注意がされたという。

その記事を読んだときちょっとこころにひっかるものがあった。


今、又、占いブームというのかその手の番組が年末にも相当の視聴率を上げていた。(私はやっぱり見てないのだけど)
私の母などはかなりのファンのようで、夢中で見たようだ。
あの芸能人が彼女にお伺いを立てて紅白の衣装を決めたとか、その他いろいろのことを私相手に真剣に話すのだ。

うんうんと、聞きながらこういうのっておかしくないかと心の中で思っていた。ひとしきり話が終わったところで「そんなに夢中になるほどよく当たるの?」と聞くと母は、「そうだよ、ものすごく良く当たるんだから」と、興奮しているのだ。

でもねえ・・といいながら、私は母の楽しみを奪うことは出来ず、はっきりものを言うことが出来なかったのだけど、こういうのって宗教の洗脳に近いのじゃないだろうか?

見てるほうは、有名人がズバズバ切られてるのがひとつの快感に繋がるのだと思うけど、知らず知らずのうちに声高に切っている彼女を信奉してしまってるのだ。

母の様子を見てると私としてはそれもとても危険だと思うのだ。

この血液型と、占いブーム、根っこは同じのように感じるのだけど。





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