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我が家の姫とやってくる恐ろしい抜け毛の時期
2005年02月03日(木)

我が家のお姫様は去年の夏の夜、雷にびっくりして以来夜になると私のそばでなくては眠れなくなってしまっている。
一日として欠かすことなく夜になるととことこと2階にやってくる。
夏の頃や秋のうちはそれでも良かった。
寝室にやってきても自分用の場所で寝た。
たまに夜中に水が飲みたくなると下に下りたいと意思表示して、一度下に降りまたとことこ上がってきてそばに眠る。

それが、寒くなった頃から布団の中にもぐりこむようになった。
そして、あったかい布団の中がどれだけ快適かを知ってしまったのだ。

そうするともうだめ、どんな場合も必ずやってきては、鼻で布団をめくりさっさと侵入する。
果ては布団の準備をしてるのをいち早く耳で嗅ぎつけ、人より先に布団の真ん中に座り込んでしまう。
いくら追い出してもだめ、なぜ追い出されるのかが理解できないようで、不思議そうな顔で見つめ、そしてまた丸くなってしまう。

でも彼女は柴犬だ。
もうすぐ抜け毛の時期がやってくる。

そのときはいくらブラシをかけてもかけても抜け毛はとまらない。

いくらなんでも、その時期は一緒に寝ることは出来ない。

それで、ちょっとづつ馴らそうと、以前のように階下でケージの中で寝る訓練をはじめてるのだけど、
すっかり人化してしまってる彼女、なぜ自分だけ別の場所に居なければならないのか理解できずにいる。

恨めしそうな顔でじっと見つめ、果てはこの世の果てのような声で私を呼ぶ。

そしてその様子に負けてしまう私と息子。

ケージから出してやると、もうこれ以上の嬉しさはないとばかり、喜びまわり、跳ね回り、鼻や頭でそれを表現する。

ああ、でも、抜け毛の時期は目の前に来ている。
よそ様のワンたちはもうずいぶん抜け始めているのだ。

一体どうやってその時期をやり過ごそうか・・・



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